D12.13 新版忠臣蔵義士着セ換
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絵師:歌川国利
出版:明治27年(1894)
判型:大判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0183
着せ替え絵は、子どもの手遊び用に作られたもので、1枚の中に基本となる人物とそれと同寸の衣装をいくつか描き込み、これらを切り抜いて基本人物にさまざまな衣装を重ね着せて遊ぶもの。
義士をテーマとする本作品は、基本となる人物や衣装、小道具はすべて両面を描いた「両面絵」となっていて、切り抜いて前後を貼り合せて着せ替え遊びをするもの。討入り姿はもちろん、蓑(みの)や合羽(かっぱ)を着せたり、小道具も刀や槍、采配(さいはい)や陣太鼓、提灯やがんどうなどを持たせることができ、さまざまなバリエーションを楽しむことができる。