D1.1 大当忠臣蔵見立評判記
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絵師:豊原国周
出版:慶応元年(1865)
判型:大判錦絵 3枚続
所蔵:赤穂市教育委員会市史編さん室
作品番号:AkoCH-S0008-01~03実際の上演に即したものではなく、『忠臣蔵』をこの配役で上演すれば大当たりまちがいなし、という趣向で描かれた作品。上部に役名と役者名が書き上げられ、それに対応して幕末期の人気役者たちがそれぞれの役の姿で描かれている。描かれている配役は次のとおり。
定九郎=市川小団次Ⅳ 平右衛門=市川市蔵Ⅲ 九太夫=中村鶴蔵Ⅰ
小浪=尾上栄三郎Ⅳ 石堂=嵐雛助Ⅶ 勘平=市村家橘Ⅳ 戸無瀬=岩井粂三郎Ⅲ
師直=中村芝翫Ⅳ 若狭之助=河原崎権十郎Ⅰ 力弥=中村福助Ⅱ
顔世=坂東しうかⅠ 判官=沢村訥升Ⅱ おかる=沢村田之助Ⅲ
由良之助=坂東彦三郎Ⅴ 本蔵=坂東亀蔵Ⅰ お石=尾上菊次郎Ⅱ
一文字屋=市川九蔵Ⅲ 弥五郎=市川八百蔵Ⅵ 伴内=中村鶴助Ⅳ
郷右衛門=関三十郎Ⅲ 義平=市川団蔵Ⅵ