C2.2.15 「桃之井司之介 市川海老蔵」

絵師:柳斎重春
出版:嘉永6年(1853)
判型:小判墨摺絵
所蔵:立命館ARC
作品番号:arcUP6061-142

 嘉永6年(1853)11月、四条北側芝居での顔見世興行『仮名手本忠臣蔵』に取材している。この芝居は、大序から敵討ちまで22段で上演された。描かれているのは、このとき上京していた江戸の役者5代目市川海老蔵で、羽織着流しで下袴を着用した二段目の「桃之井司之介」で描かれている。本図も小判墨摺絵の作品。