A5-21 仮名手本忠臣蔵 十一段目

絵師:芳幾
出版:文久2年(1862)
判型:大判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0355_11

文久2年(1862)に刊行された横大判12枚揃のシリーズ。「仮名手本忠臣蔵」各段の名場面集だが、全般を通して場面説明に必要な最低限の人物を前景に比較的大きく描き、すっきりとした画面構成となっている。十一段目の本図は、師直討取りの場面。力弥が槍の柄で師直を押さえつけ、由良之助が判官形見の短刀を突きつけている。