A5-02 仮名手本忠臣蔵 十一段目ようち

絵師:北斎
出版:文化初期
判型:中判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0011-12

19世紀に入ると次第に、用紙の裁断の仕方などの点から『忠臣蔵』全般を描くシリーズが11枚揃から12枚揃として刊行することが主流になってくる。1図増やす場合、『忠臣蔵』といえば討入りということで十一段目を2図描くことがほとんどである。

文化(1804~18)初期の北斎のこの中判12枚揃も十一段を2図としている。1枚目(AkoRH-R0011-11)は討入り戦闘シーンを描き、2枚目の本図は師直討取りの場面を描いている。

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