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2010年3月12日

「外地」文学研究会(第12回)

「外地」文学研究会を下記の内容で行います。
○日時:3月12日(金)17:00-18:00
○場所:立命館大学アート・リサーチセンター会議室
○内容:イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』輪読(8,9,11章):岩根卓史
次年度活動計画

2010年3月 1日

シンポジウム プロレタリア芸術とアヴァンギャルド

立命館大学国際言語文化研究所主催のシンポジウム「プロレタリア芸術とアヴァンギャルド―せめぎあう「物」と「身体」の1920―30年代」で、PD楠井が「『亜細亜詩脈』という場―1920年代朝鮮における詩雑誌のネットワーク―」というタイトルで報告を行いました。
○概要 3月1日(土)13:30~18:00
シンポジウム プロレタリア芸術とアヴァンギャルド─せめぎあう「物」と「身体」の1920-30年代─
会場:衣笠キャンパス創思館1階カンファレンスルーム
2日(日)10:00~17:00
映画上映(2日目プログラム内) プロキノと能勢克男の時代1927-1937 ドキュメンタリーとアヴァンギャルドの越境
12:50開場 13:00~上映(14:30まで) 会場:衣笠キャンパス充光館地階301号教室
同時開催・企画展示 小型映画の芸術―プロキノと能勢克男の時代1927-1937
2日目のみ展示=11:30~17:00 会場:創思館4階406号教室
上記全企画参加自由・申し込み不要
立命館大学国際言語文化研究所HP
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/lcs_index.htm

2010年2月12日

「外地」文学研究会(第11回)

「外地」文学研究会を下記の内容で行いました。
○日時:2010年2月12日(金)17:00-18:00
○場所:アート・リサーチセンター会議室
○内容
(1)日本アーカイブズ学会参加報告
三上聡太
(2)イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』:第1章・第2章・第10章
岩根卓史
○参加者:3名

2010年1月12日

ワークショップ「植民地の心―台湾と文学の記憶―」

PD楠井が、下記のワークショップでコメンテーターを行いました。
日本研究理論研究会国際ワークショップ「植民地の心―台湾と文学の記憶―」
日時:2010年1月11日(月)14:00-17:00
場所:末川会館第二研究会室
スピーカー:フェイ・阮・クリーマン(コロラド大学)
コメンテーター:楠井清文
ディスカッサント:西成彦(立命館大学)
司会:中川成美(立命館大学)

2009年12月20日

科研研究会

PD楠井が、下記の研究会にて発表しました。
科研研究会:基盤研究(B)戦前期<外地>刊行の日本文学資料に関する基礎的・総合的研究
日時:12月20日(日) 14:00-
会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
「外地」日本人文壇と「郷土色」  ―韓国国立中央図書館所蔵資料を中心に―
楠井 清文(立命館大学・ポストドクトラルフェロー)
 

2009年12月 1日

ICDADHでのプレゼンテーション

CA3C0040.jpg12/1-2国立台湾大学で開催されたInternational Conference of Digital Archives and Digital Humanitiesのポスターセッションに、PD楠井が"Construction of a Database of Japanese Literary Magazines Published in Japan-ruled Korea"という発表で参加しました。

2009年11月13日

「外地」文学研究会(第10回)

「外地」文学研究会を下記のように行いました。
○日時:11月13日(金)17:00-18:00
○場所:アート・リサーチセンター第二会議室
○内容:イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』を読む―〈国語〉と〈言語的マイノリティ〉をめぐる考察
○テキスト:イ・ヨンスク『「ことば」という幻影』「第6章 「正音」の帝国」「第7章 国語学・言語学・国学」「第12章 手話言語と言語政策」
○報告者:岩根卓史
○参考文献
滝浦真人『山田孝雄―共同体の国学の夢』講談社、2009年
石川公彌子『〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学』講談社選書メチエ、2009年
澁谷智子『コーダの世界―手話の文化と声の文化』医学書院、2009年
○参加者:4名
 
近代の日本語教育史や「国語」観念の検討は、「外地」日本語文学を読む際に避けて通れない問題である。
今回は報告者の関心に基づいて問題点をピックアップする形で、伊沢修二の言語教育観、江戸期の「国学」に対する明治期の「国語学」のスタンス、手話言語という「言語的マイノリティ」の考察を扱った章を取り上げた。
個人的には、言語/非言語の境界線を引くこと自体にともなう政治性という問題が強く意識された。

2009年11月 7日

日本近代文学会関西支部・2009年度秋季大会

本拠点と関係の深いテーマで、下記の学会が開催されました。
○日時:2009年11月7日(土) 午前11時~午後6時/11月8日(日) 午前10時~午後1時
○会場:関西大学 千里山キャンパス 以文館4階 セミナースペース
○内容:
【第1日目(11月7日)】
支部創設30周年記念・日韓共同開催特別企画
海を越えた文学(1)――日韓を軸として――
・特集趣旨説明  立命館大学・木村一信
・明成皇后・表象試論――三好徹「閔妃殺害」を中心として――  佛教大学・三谷憲正
(コメンテイター・金容安)
・安部公房の〈満州〉体験  威徳大学校・李貞熙
・朝鮮詠の俳域――朴魯植と村上杏史――  愛媛大学・中根隆行
(コメンテイター・崔在喆)
・日本留学時代の金史良に関する小考  水原大学校・許昊
・講演  どこにも根を張れない種がつけた蕾  小説家・玄月
 
また大会二日目にPD楠井が「内野健児と植民地期朝鮮の日本詩壇 ――「郷土色」の創出と内野の詩における自他表象――」というタイトルで発表しました。 
詳細は日本近代文学会関西支部・公式ブログ(http://kindaibungaku-kansai.at.webry.info/)をご参照ください。
 

2009年10月 2日

「外地」文学研究会(第9回)

次回「外地」文学研究会を下記のように行いました。
○日時:10月2日(金)17:00-18:00
○場所:アート・リサーチセンター第二会議室
○内容:韓国での日本語文学資料の所蔵について
○報告者:楠井清文
○参加者:3名
 

2009年8月22日

韓国資料調査報告

PD楠井が、下記の内容で韓国にて資料調査を行いました。
・日程:2009年8月5日~21日
・調査対象機関:
高麗大学校中央図書館 http://library.korea.ac.kr/ (韓国語)
韓国国立中央図書館 http://www.nl.go.kr/index.php(韓国語)
・調査内容:戦前期韓国(1910-1945)における日本人の文学活動
(1)韓国で出版された文学書・文学雑誌
(2)雑誌新聞の文芸記事・文芸欄
(3)日本語書籍の流通と所蔵
上記3点に関する資料の所蔵調査とリスト化。ただし今回は調査期間が限られているので、韓国で刊行された詩集・歌集・句集などに限定する。
・成果:上記機関について、すべてではないが、関連資料の所蔵リストを作成することができた。また日本国内で所蔵が確認されていない文学書を確認できた。
なお今回の調査に関しては、高麗大学校日本研究センター(→HP)の多大な御協力で、有益な結果を得ることができました。ここに御礼申し上げます。

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