赤穂市「忠臣蔵」浮世絵デジタル展示室
ごあいさつ

 赤穂市「忠臣蔵」浮世絵データベースは、立命館大学アート・リサーチセンターとの間に締結した学術交流協定に基づき、共同で赤穂市が所有・所管する忠臣蔵浮世絵のデータベースを構築し、平成30年7月から運用を開始しました。このデータベースのオープンにより、平成27年度末段階での赤穂市所有・所管のすべての忠臣蔵浮世絵について、画像を含む詳細なデータがインターネットを通じて24時間閲覧することが可能になりました。

 データベースの構築は原本保存上有益であるだけでなく、より一層内外の研究の進展に寄与することが見込まれ、また一般の方々にとっても忠臣蔵浮世絵の世界に触れていただく身近なツールとして活用していただけます。さらに、出版・放送といったメディアなどでの利活用の促進にも効果的で、例年に比べて利用件数は増加傾向にあります。

 このたび、データベース運用手法の開拓と利活用の促進を図るため、データベース収録作品を中心にデジタル展覧会を開催する運びとなりました。 今回は、「討入り図の諸相」と題して、『忠臣蔵』の原点ともいうべき討入りを描いた作品を集めてご紹介いたします。討入りの図はどのように描かれ、また展開していったのか―義士たちが活躍する様をさまざまに描かれた作品を通してお楽しみください。

  2019年11月                                         赤穂市長 牟礼正稔