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ARC-iJAC Activities

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DSC06255_1.jpgアート・リサーチセンター(以下ARC)は11月4日(金)にアレクサンドラ・コビルスキ氏率いる「J-InnovaTech」研究プロジェクト・チームを迎え、国際共同研究採択課題「新しい近代京都機械捺染史構築に向けて―近代デザインと産業史をむすぶデジタル・アーカイブを一助として―(代表:上田文)」主催のもと、国際ワークショップを開催しました。(ワークショップは非公開で行われました。)

コビルスキ氏は、フランス国立科学研究センター(CNRS)所属の研究員であり、フランス国立社会科学高等研究院「中国・韓国・日本」研究所(CNRS/EHESS/Université de Paris)で日本研究センターの所長を務められています。

現在、コビルスキ氏は、2018年にヨーロッパ研究評議会(ERC)スターティンググラント助成金を獲得した「J-InnovaTech ユリイカの向こうへ:日本の第一産業化(1800年-1885年)」プロジェクトを遂行されています。

本ワークショップでは、ARC副センター長の鈴木桂子教授が司会を務めました。 双方の研究者が19世紀京都の繊維産業の歴史の考え方について意見交換し、今後の研究協力について話し合いました。


イベント情報

開催日 :11月4日(金)15:20〜19:00
開催場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館 SO405

主催:国際共同研究採択課題「新しい近代京都機械捺染史構築に向けて―近代デザインと産業史をむすぶデジタル・アーカイブを一助として―」
共催:立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点(ARC-iJAC)」

With the establishment of the International Joint Digital Archiving Center for Japanese Art and Culture (ARC-iJAC) in 2019, the Art Research Center strives to push the internationalization of research activities that transcend disciplines and geographic boundaries.

NEWS

The ARC received the Digital Archive Japan Award (DAJ) 2022 on Aug.25
The ARC is enormously honored to be one of the first recipients of the Digital Archive Japan Award (DAJ).
The DAJ is an award system newly established by Japan Search, a platform operated by the National Diet Library, for aggregating metadata of digital resources.
Regarding this award, Prof. Ryo Akama, Director of the ARC, expressed:
"The ARC faculty would like to take this award as an opportunity to further respond to the needs of users worldwide by disseminating information on cultural resources in Japan which go beyond areas such as ukiyo-e, early Japanese books, and banzuke-related contents."
As a curator at the Prince Chichibu Memorial Sports Museum, Murakami is leading a joint research project with the ARC on digital-archiving the extensive collection of sports materials of the museum in cooperation with the ARC.
She also reflects on her internship experience at UC Berkeley, facilitated by the ARC, while she was a graduate student at Ritsumeikan University. >>Read full interview.
Prof. Hosoi took on a pioneering role when he founded the Game Archive Project (GAP)--a collaboration between Nintendo, Kyoto Prefecture, and Ritsumeikan University.
In the interview, Prof. Hosoi reflects on the early days of his game research and discusses the social impact of games, the acceleration of the metaverse amid COVID-19, and future directions for game research.
On August 21, 2022, ARC faculty member Prof. Satoshi Tanaka (College of Information Science and Engineering, RU) presented the research outcomes of his project on the ultra-high-quality see-through 3D visualization of Taimadera Temple at a roundtable event, held as part of its special exhibition 'Researching Cultural Heritages' at the Nara Prefecture Historical and Artistic Culture Complex. >>Read more.
Mikiharu Takeuchi took home top honors at the award ceremony for the 11th Young Scholar Award sponsored by ESRI, a major geographic information system (GIS) software company based in the US.
Takeuchi is a doctoral student at the Graduate School of Letters and is supervised by Prof. Keiji Yano, Deputy Director of the ARC. >>Read more.
[Video available] Prof. Koichi Hosoi & Prof. Keiji Yano Presented Research Activities at the WEB 3.0/ Metaverse Study Meeting
The WEB 3.0/ Metaverse Study Meeting was held by Kyoto Chiesangyo Sozonomori on August 29, 2022.
Prof. Hosoi (College of Image Arts and Sciences, RU) held a keynote speech on the next-generation internet world as seen through the XR/ metaverse. Prof. Yano (College of Letters, RU) presented his research with the case study on the construction of Virtual Kyoto using GIS. >> Watch full video.
Upcoming Events
November 16 (Wed), 2022, 18:00-19:30
110th International ARC Seminar
Speaker: Dr. Ellis TINIOS (Honorary Lecturer in History, School of History, University of Leeds, UK)
Topic: 'After native drawings': the books that introduced nishiki-e and ehon to Western audiences: Narrative of the Earl of Elgin's Mission to China and Japan (1859) and Japanese Fragments (1861).
November 19 (Sat) - December 19 (Mon)
Special Exhibition
Kamigata no Chūshingura Ukiyo-e
Ako City Museum of History
(co-organized by Art Research Center, Ritsumeikan University)

Details: http://www.ako-rekishi.jp/guide-planning/

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Summer 2022, Spring 2022, Winter 2021, Autumn 2021, Summer 2021, Spring 2021, Winter 2020, Autumn 2020, Summer 2020, Spring 2020
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地理情報システム(Geographic Information System:GIS)のソフトウェアで著名な米国ESRI社の「第11回ESRI Young Scholars Award」にて、武内樹治さん(文学研究科博士課程後期課程)が最優秀賞を受賞しました。

武内さんは立命館大学アート・リサーチセンターと立命館大学歴史都市防災研究所で地理空間情報を用いた考古遺産マネジメントに関する研究を深めており、今回、地理情報システムを用いた京都市に位置する平安京跡での発掘調査地点の空間分布の分析や情報発信を行った研究が評価されました。

詳細>>立命館大学HPへ

「RADIANT」RCGSインタビュー細井教授

細井浩一教授(映像学部、ARC副センター長)と渡辺修司教授(映像学部)が、立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)発足10周年を記念して、ゲームの社会的影響、新型コロナウイルス感染症の中で加速するメタバース、今後のゲーム研究の方向性についてインタビューに答えました。

細井教授は、RCGS設立の約15年前にゲーム研究を始めた当初を振り返り、京都府商工部の山下晃正さん(現・京都府副知事)、任天堂の上村雅之先生との出会いがゲームアーカイブ・プロジェクト(GAP)の始まりだと述べました。
GAPの立ち上げ以降は、過去のゲームやゲーム関連資料の整理とデジタルアーカイブ化だけでなく、上村先生とゲームの本質である”遊び”の歴史や仕組みを学ぶ勉強会を立ち上げたりと、ゲームの教育研究活動にも注力されました。そして、このような活動がRCGSの方向性を決定づけることとなりました。

gameweek

RCGSは2011年4月設立から2022年3月で10年の節目を迎えました。そして、更に10年の延長が認められました。

次の10年に向けて、細井教授は、ゲームと社会、ゲームを通して生まれる人間同士の関係性に着目した、新しい次元のゲーム研究に取り組むべきだと述べました。

渡辺教授は、ゲームをデザインする上で大切なのは、人間の体や心の動きだとし、プレイヤーがボタンを押すという行動を「ジャンプをした」と捉えるような共感覚はどうすれば生み出せるのか、などを考えていきたいと述べました。また、ゲームの空間で得られているような、デジタル上での幸福が社会的にもっと認知されれば、今後RCGSは大きな役割を果たせると述べました。

>> RADIANT Issue18:ゲーム・遊び

上村雅之教授
日本の技術者。任天堂「ファミリーコンピュータ」や「スーパーファミコン」などの開発に携わり、
2004年から立命館大学大学院先端総合学術研究科特任教授に就任。
2011年にRCGSの初代センター長を務められたほか、
ARCで日本の伝統芸能に関する研究プロジェクトを主導されました。
2021年12月逝去。

関連記事:
1. 追悼 上村雅之先生(1943 – 2021)
2. <研究者インタビュー> 細井浩一教授 (立命館大学映像学部/ARCセンター長)

ARC Daysは、立命館大学アート・リサーチセンターの教員と、日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点(ARC-iJAC)に採択された国際共同研究者が、デジタル・ヒューマニティーズ(DH)型の研究プロジェクトを発表する年に一度のイベントです。
新型コロナ感染症拡大防止の為、オンライン(Zoom)で行われ、YouTubeでもライブ配信されました。

主催:立命館大学アート・リサーチセンター、文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」(ARC-iJAC)、立命館大学研究拠点形成支援プログラム

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日本学術会議近畿地区会議学術講演会「総合知をはぐくむ学び」

立命館大学アート・リサーチセンターの矢野桂司教授(文学部)が総合司会を務める講演会「総合知をはぐくむ学び」が開催されます。

開催日時 : 2022年9月19日(月・祝)13:00~17:00
開催地 : 京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール(京都市左京区)(オンライン・対面併用開催)
対象 : どなたでもご参加いただけます(事前参加申込制)

事前申し込みが必要となります。
申込締切り:9月14日(水)

お申込・詳細 >> 日本学術会議近畿地区会議学術講演会「総合知をはぐくむ学び」

[イベント情報]
2022年9月 6日(火)

立命館大学アート・リサーチセンターの矢野桂司教授(文学部)らの 「京都ニュース」のフィルムをデジタル保存しWeb公開する取り組みが、2022年9月6日の毎日新聞で紹介されました。

昭和・平成の「京都ニュース」末永く フィルム映像デジタル公開

昭和から平成にかけて、映画館で本編の前に上映されたニュース映像「京都ニュース」のフィルムが公開され、以下よりご覧いただけます。

「京都ニュースアーカイブ」

benkyokai_0829_1.png 2022年8月29日(月)に一般社団法人京都知恵産業創造の森 主催のもと、「Web3.0/メタバース勉強会」が開催されました。

立命館大学 アート・リサーチセンターからは、副センター長の細井浩一教授(映像学部)と、矢野桂司教授(文学部)が参加しました。

細井教授は、「XR/メタバースから見えてきた次世代インターネットの世界」について、 島谷直芳氏(株式会社メタバーズ 代表取締役)、久保田瞬氏(株式会社Mogura 代表取締役)と 基調講演を行いました。

矢野教授は、「GISを活用したバーチャル京都構築」に関する研究事例を紹介しました。

その他の研究紹介、イベント全編の内容は以下よりご覧いただけます。

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立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)では、奈良県との研究協力協定に基づき、田中覚教授(情報理工学部)らが文化財の保存を目的に奈良県葛城市の當麻寺のデジタルアーカイブ化と三次元測定可視化プロジェクトを実施しています。

8月21日、なら歴史芸術文化村にて開催中の「文化財研究中!ーなら歴史芸術文化村×連携4大学ー」の関連特別展 連携4大学座談会「ここでしか聞けない!文化財のウラ話」にて田中教授は、国宝・當麻寺のデジタルアーカイブ化と可視化の研究成果を発表しました。 ARCは奈良県と共同で20221年11月に當麻寺の3次元計測を行いました。計測は境内の全体、金堂、西塔を主に行い、 計測した点群の数は数十億点以上になります。大量の点群をそのまま使って、高精細な映像を作成、西塔を透視して内部の梁の構造や心柱を見てみたり、金堂内をVR環境で体験したりすることができます。

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さらに田中教授はARC-iJACの国際共同研究プロジェクトとして、ユネスコの世界遺産であるインドネシアのボロブドゥール寺院遺跡のデジタルアーカイブ化についても紹介しました。このプロジェクトは、インドネシア国立研究革新庁(BRIN)(旧インドネシア科学院(LIPI))と共同で実施しています。

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2022年7月23日から9月19日まで、なら歴史芸術文化村で開催される特別展の一部として、ARCの研究成果、および奈良の様々な文化遺産を研究している他の3大学の研究成果が紹介されます。

「なら歴史芸術文化村」公式ホームページ

「文化財研究中!ーなら歴史芸術文化村×連携4大学ー」詳細はこちら

関連記事: <研究者インタビュー> 田中覚教授 (立命館大学情報理工学部 情報理工学科) ” Visualizing Large-Scale Cultural Heritage ”

関連記事: なら歴史芸術文化村で「文化財研究中!ーなら歴史芸術文化村×連携4大学ー」が開催されます

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DAJ_Award_1.jpg2022年8月25日、立命館大学アート・リサーチ・センター(ARC)が「デジタルアーカイブ・ジャパン・アワード」を受賞しました。

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デジタルアーカイブ・ジャパン賞は、「デジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会」(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)の方針のもと、さまざまな分野の機関の連携・協力により、国立国会図書館がシステムを運用している「ジャパンサーチ」が新たに創設した表彰制度です。

本アワードは、デジタル化の推進、コンテンツのオープン化の推進、デジタル技術を用いた新しいサービスの提供等、デジタルアーカイブを日常にする取組を広く社会に紹介し、その活用の機運を盛り上げることを目的に新設された表彰制度です。ARCは、その第1回目の受賞機関となりました。

授賞式は、国立国会図書館と内閣府が主催する「デジタルアーカイブフェス2022」において、産学官の関係者が集まり、日本におけるデジタルアーカイブ推進のための先進事例や優良事例を表彰するために開催されました。

この度の受賞については、浮世絵や古書、番付などのオンラインデータベースを公開し、国内外の様々な機関や個人と連携してコンテンツの発見可能性を高めるとともに、日本の芸術文化の国際的な架け橋としての役割を果たし、この分野の模範を示したことが高く評価されました。また、メタデータの整備や、各機関の利用規約を記載したページへのアクセスを提供する取り組みも評価されました。

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受賞挨拶をする金子准教授

赤間 亮センター長(文学部教授)のコメント
ARCは、設立以来四半世紀にわたり、デジタル・アーカイブを基盤に据えて活動してきた。それは主に海外のミュージアムを対象としてきたもので、膨大なコンテンツが蓄積されている。ジャパンサーチという優れた仕組みによって、国際的つなぎ役としての位置付けを明確にすることができた。受賞を機に、国内の文化資源やより多くの分野の情報を提供し、利用者の一層のニーズに応えていきたい。

デジタルアーカイブ・ジャパン・アワードを契機に、国内の文化資源などの情報発信を行い、世界のユーザーのニーズにさらに応えていく考えを示しました。

関連リンク

・ジャパンサーチ
https://jpsearch.go.jp/

・shiRUto「文系学問の未来を担う「デジタル人文学」(前編) 知られざる価値を見出す仕事」https://shiruto.jp/culture/1799/

・【大学院生の挑戦】空白の江戸中期・天明歌舞伎の実態を解明する~デジタルアーカイブを駆使し、全世界に散らばった浮世絵を統合的に分析~
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=2694

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