2010年5月24日

「若手研究の未来構築フォーラム 東アジア共同体と日本研究」

2010年5月14日から5月15日にかけ、RA三上が「若手研究の未来構築フォーラム東アジア共同体と日本研究」での研究報告を行ってきた。 

本国際フォーラムには高麗大学、北京日本学研究中心、台湾政治大学、そして立命館大学GCOEの、東アジア4ヵ国の研究者があつまり、共同討議の場としてはかなり大きなものであった。

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(このような立派な横断幕まで用意されていた:写真左)

日程一日目は、高麗大学日本研究センターの崔官所長をはじめ、東アジアの日本学研究の動向や、歴史認識をめぐる展望などについて討議が行われた。

私の研究報告「日本近代文学は阿片問題をどう描いたか-プロレタリア文学から読む-」は、二日目の分科会で行われた。報告の内容は、文字通り東アジアにおける阿片問題を、文学テキストから読むというもので、特にこの日にむけて準備したものである。というのは、日本の阿片政策が東アジアに展開したさい、中国はもとより、朝鮮半島、台湾も生産地、あるいは消費地として利用されていたという経緯があり、私はこれらの史実を東アジア4ヵ国で話し合うことに、特別な意味があると考えたからだ。

コメンテーターには高麗大学の兪在眞先生がついてくださり、こうした研究や資料の調査が韓国側では試みられていない点に言及くださった。当該研究に限らず、東アジアにおける人文学研究は、相互の研究や資料の共有化が目下の課題となっている。今回の発表は、本拠点のDigital Humanitiesの実践として、日本学研究の未来像と問題点を提示できたのではないかと考えている。

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高麗大学校日本研究センター‣http://www.kujc.kr/jan/main/

(残念ながら、まだフォーラムについての記事は更新されていない。)

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