2009年6月 5日

JADS年次大会発表

2009年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会の研究発表会「セッション2 特集 日本文化デジタル・ヒューマニティーズ」で、下記の発表を行いました。
○「外地」日本語文学データベースの構築と課題
―日本文学・文化研究における活用を目的として―
○報告者:楠井清文
○日時:2009年6月6日(土)
○場所:立命館大学国際平和ミュージアム・中野記念ホール
○要旨
 本発表では、現在構築中の植民地期〈朝鮮〉日本語文学雑誌のデータベースについて報告する。明治以降、移民や植民者により多くの邦字新聞・雑誌が現地で刊行された。近年そのような海外で展開した日本文学に注目が集まっている。文学作品の研究には、書誌情報から社会背景に至るまで、様々なレベルの情報が必要とされる。本発表は、文学雑誌のデータベース化の際、これらの情報をどのように組み入れていくかという問題を考えたい。

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