2008年5月27日

GCOEセミナー発表

下記の内容で発表します。
.「外地日本語文学雑誌データベースについて」
About the database of the Japanese literature magazine published at the GAICHI (foreign land)
 楠井 清文 (ポストドクトラルフェロー / 日本文化研究班)
 
日時:2008年5月27日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
 
【要 旨】
日本文化研究班木村研究室では、ⅰ)東アジアの日本近代文学研究との提携 ⅱ)外地の日本語文学に関する研究資料のデジタル化 の二つを活動目標としている。両者は別々のものではなく、東アジアの近代に共通する歴史として外地(植民地)の問題を考え、文学研究の立場からアプローチするものである。本プロジェクトでは、日本人が外地(朝鮮)で刊行した文学雑誌のデータベース作成を目指し、そのリスト化を進めている。また代表的な日本語新聞『京城日報』の文学関連記事索引を作成中である。これらは日本語文学研究の資料として有益だが、デジタル化による知見は、ここからどのような新しい展望を引き出すことができるだろうか。近代文学研究とデジタル・ヒューマニティーズの関連という問題も合わせて考えたい。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: GCOEセミナー発表

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/mt_gcoe/mt-tb.cgi/1164

コメントする