絵を描くためには、フレームが必要である。絵本は元々見開きの画面自体がフレームであり、また、匡郭と呼ばれる枠線も、フレームになる。しかし江戸・明治初期の版本は、徐々に一見開きの中に多くの情報を描きこもうという動きが見られるようになり、コマ割りや多様なフレームが用いられるようになっていく。ここでは特にフレームに着目し、フレームを切ることによる効果を紹介する。
絵を描くためには、フレームが必要である。絵本は元々見開きの画面自体がフレームであり、また、匡郭と呼ばれる枠線も、フレームになる。しかし江戸・明治初期の版本は、徐々に一見開きの中に多くの情報を描きこもうという動きが見られるようになり、コマ割りや多様なフレームが用いられるようになっていく。ここでは特にフレームに着目し、フレームを切ることによる効果を紹介する。