2008年7月 4日

モストー教授による講演

2008年度アート・リサーチセンター春季連続講演会 第四回
 二十世紀後半における和歌の英訳」

講師: ジョシュア・モストウ氏( ブリティッシュ・コロンビア大学教授)

第二次大戦後(十五年戦争後)の和歌の英訳の歴史についてお話しすることにしたい。
和歌の代表とする日本の短詩型文学の翻訳は、掛詞や縁語、比喩的表現など、特有の技法もあって、外国語に翻訳する場合に大変な困難をともなうのである。
今回は、小倉百人一首にも入っている有名な小野小町の歌、
   花の色は 移りにけりな  いたづらに わがみよにふる ながめせしまに
を例にして、その翻訳の歴史についてお話してみたい。
また、北米における日本文学研究の動向についてもコメントしてみようと思う。
(使用言語:日本語)

時間:2008年7月4日(金)16時20分から17時50分
場所:立命館大学アート・リサーチセンター多目的ルーム
主催:立命館大学アート・リサーチセンター

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