2008年3月10日

JPARC ワークショップに参加

003.jpg 2008年3月10日から12日の日程で、ニューヨーク州イサカにあるコーネル大学を会場にJPARCカンファレンスが開催された。
アート・リサーチセンターからは、古川、赤間が参加し、本拠点の古典芸能のデジタルアーカイブ研究活動について、報告し大きな反響を得た。
とくに古川氏の劇場CGは、その精度の高さから大きな評価を得ることになった。今後も、JPARCとの連携が深まることが期待される。

掲載の写真は、12日のプレゼンテーションで使われた劇場のCG画像である。上図は、京都 西本願寺にある国宝の北能舞台をCG復元したもの。これは、すでに何度か紹介されたものであるが、会場には能楽の専門家が多いため注目を浴びた。
右の図は、四国 琴平町にある旧金比羅大芝居(通称 金丸座)の復元画像である。この図は、外観のみであるが、当日は、内部精細な画像が本邦(いや世界)初公開された。
金毘羅芝居のCGは、能舞台よりも複雑な構造をもち、劇場自体が”動か”ないといけない。劇場の中に本物の楼門が姿を現わすなどきわめて興味深い発表であった。

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