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[イベント情報]2025年12月19日(金)
「令和7年度 大学における芸術家等育成事業」
国際シンポジウム「伝統木版画の総合アーカイブ構築とアート連携を通じた人材育成支援プログラム」(ワークショップ報告会)
日時:12月19日(金)9:30-17:30(JST)
場所:立命館大学アート・リサーチセンター/オンライン(Zoom)
※会場での参加をご希望の方は会場参加登録フォーム
に登録をお願いいたします。
オンラインでの参加をご希望の方は、下記Zoomにてご参加ください。
zoom:https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_V7UBxtVbTO2hYwhNMYVquw
ウェビナーID :954 4522 3588
パスコード :890604
※zoomにアカウントをお持ちでない方はあらかじめ作成のお願いをいたします。プログラム (プログラムの詳しい内容はこちらをクリックしてください。)
9.20-9.30: ご挨拶
【第1部:基調講演】
9.30-9.55:赤間亮、松葉涼子「木版画デジタルアーカイブの現在地と未来――研究と表現をつなぐ試み(仮題)」
【第2部:作品上映】
10.00-1200: Washi+「Paper」の上映会 解説 濱田あゆみ(Washi+代表)
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【第3部:報告発表会(オンライン中心)】
13.00-13.10:発表趣旨説明
13.10-13.30:明才(オンライン)
13.30-13.50:澤永実季(オンライン)
13.50-14.10:野田倫加(オンライン)
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14.20-14.40:小林圭子(現地)
14.40-15.00:古川朋弥(現地)
15.00-15.20:藤田恵梨子(オンライン)
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15.30-16.00:Mia O(オンライン)
16.00-16.20:小川信人(オンライン)
16.20-16.50:Natasha Norman Moodley(オンライン)
16.50-17.20:Lucy May Schofield(オンライン)17.20-17.30:閉会の挨拶
(敬称略)<お問い合わせ>
立命館大学アート・リサーチセンター
r-darc [ @ ]st.ritsumei.ac.jpこのたび、立命館大学アート・リサーチセンター(以下、立命館ARC)のデータベースシステムで、早稲田大学演劇博物館(以下、演劇博物館)が所蔵する浮世絵資料のデジタル画像を閲覧することが可能になりました。
ARC浮世絵・日本絵画ポータルデータベース
https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_portal.php演劇博物館には、その創設者である坪内逍遥旧蔵品等、収集した約4万8千枚に及ぶ浮世絵が所蔵されています。その多くは役者や劇場など、歌舞伎を題材にしたいわゆる「役者絵」が中心を占め、このジャンルでは世界一の収蔵量を誇ります。これらの浮世絵は「早稲田大学演劇博物館浮世絵データベース(早稲田大学文化資源データベース)」でデジタル公開されています。
今回、新たに演劇博物館浮世絵データベースと立命館ARCデータベースが連携することにより、立命館ARCデータベースから世界中の博物館・美術館が所蔵する浮世絵と一緒に演劇博物館所蔵作品も検索・閲覧することが可能となりました。該当するものはARCデータベースの所蔵機関欄に「早稲田大学演劇博物館(演博)」と表示されます。
また、立命館ARC浮世絵データベースが持つ類似画像検索、画像切取機能(Image Note)などのツールも演劇博物館所蔵作品に使うことができます。
演劇博物館の浮世絵データの一部には、ARC-iJACの一つでもある演劇博物館役者絵研究会の考証に基づいた書誌データ(年代考証・解説等)も付されており、それらの有益な情報も併せて立命館ARCのデータベースから閲覧することができます。
浮世絵や歌舞伎にご関心をお持ちの皆様、研究者の皆様に広くご活用いただけることを願っております。
参考:早稲田大学演劇博物館浮世絵データベース
早稲田大学演劇博物館ホームページ
https://enpaku.w.waseda.jp/立命館大学アート・リサーチセンター(所在地:京都市北区、センター長:赤間亮、以下「ARC」)と、創業182年の西陣織メーカー、株式会社川島織物セルコン(所在地:京都市左京区、代表取締役社長:光岡朗)は、同社が創業当時より制作した図案や織物のデジタルアーカイブ化と活用に関する共同研究契約を2025年10月10日に締結いたしました。
本共同研究において、立命館大学ARCは、川島織物セルコンが明治から昭和中期にかけて制作した帯の図案約5,000点を高精細デジタルデータとして記録し、長期的保存と利活用を可能にする知的基盤の構築を目指します。また、明治22(1889)年に開館した染織文化とデザインを紹介する日本最古の企業博物館「川島織物文化館」が所蔵する染織品のデジタルアーカイブ化も予定しています。これにより、史料の物理的劣化や散逸のリスクを大幅に低減し、体系的な整理や研究分析を実現します。川島織物セルコンは、長年蓄積してきた膨大な図案・織物資料をデジタル化することで、貴重な文化遺産を安全かつ持続的に保存し、次世代に継承することが可能になります。また、過去の意匠やその表現技法を理解し、現代的なデザインや製品開発に応用する創造的基盤にもなります。
(上)ARCによる「川島織物・帯図案アーカイブ」。2025年11月現在、約1230件がデータとしてアーカイブされている。
(上)江戸時代に制作された繊細な漆工芸品をもとに、山々の重なり合った様子の遠山文を背景に、
金調子に表現した高雅な趣きの松・竹・梅・菊・萩・桔梗を配した、色留め袖や黒留袖に好適な帯用の図案。今後は2026年4月に開設予定の立命館大学デザイン・アート学部・研究科の教育とも密接に連携していく予定です。同学部・研究科は「美的感性の涵養」と「創造と社会実装を結ぶ人材育成」を教育理念に掲げ、京都の文化資源を最大限に生かした体験型・現場接続型の学びを重視しています。創業182年の歴史を持ち、日本を代表する織物メーカーである川島織物セルコンとの連携は、この理念を具体的に体現化していくものであり、学生は、川島織物セルコンの本社工場を訪れ、図案制作や製織技術に触れることで、織物への深い洞察を得ることができます。さらに、ARCが蓄積するデータと企業の現場が結びつくことで、伝統文化に基づく新たな創作研究が可能となり、学びの幅が大きく広がります。学部開設前から研究協働を始めることで、新学部・研究科の開設初期から教育・研究・地域連携を加速できる体制を整えることを企図しています。
立命館大学ARCと川島織物セルコンは、伝統文化の保存と創造的活用を両立する産学連携モデルを構築し、京都の文化資源を未来へつなぐとともに、その成果を社会に発信し、「地域に根ざし、世界へ開く知の拠点」 として、教育・研究および地域社会への貢献を一層強化してまいります。■株式会社川島織物セルコンについて
1843 年に京都で創業し、今年183年目を迎えた織物メーカー。熟練の職人による伝統的な手織り技術に加え、現代ならではのテクノロジーを駆使した機械織りも積極的に取り入れ、文化の継承と未来へつながる技術革新の探求に力を注いでいます。京都の本社には、企画・デザインから染め・織りまで一貫生産を手掛ける織物の製造工場、歴史的価値の高い作品を所蔵する「川島織物文化館」、次世代に織物技術を継承する「川島テキスタイルスクール」を併設。織物文化の継承と発展、そして発信に努めています。https://www.kawashimaselkon.co.jp/company/
本件につきましては、立命館大学よりプレスリリースが発表されておりますので、以下よりご覧いただけます。▶ プレスリリースはこちら プレスリリース記事
今後とも本共同研究を通じて、学術的知見と産業界の技術を融合させ、社会に貢献できる成果を目指してまいります。
年末の衣笠キャンパスの停電作業に伴い、
下記日程でアート・リサーチセンター設置の全てのサーバが停止致します。【停電作業日】
12月27日15:00~12月28日22:00
衣笠キャンパス全域【サーバ停止期間】
12月27日(土)15:00 ~ 12月28日(日)22:00頃停電期間中、以下ご利用いただけませんのでご留意下さいますようお願い申し上げます。
●アート・リサーチセンターホームページ(活動報告ブログ・タブレット版含む)
●データベース
●クラウド領域ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
立命館大学アート・リサーチセンターで公開している、近代京都オーバーレイマップ・平安京オーバーレイマップ・ヤマシロオーバーレイマップのベースマップを国土地理院の地理院タイル(標準地図)に変更しましたことをお知らせします。
近代京都オーバーレイマップでは、地理院タイル(写真)とOpenStreetMapもベースマップとして選択できます。
この他に、地図の透過表示機能の改良も行いました。
下記URLよりご覧ください。近代京都オーバーレイマップ
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/theater/html/ModernKyoto/平安京オーバーレイマップ
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/theater/html/heian/ヤマシロオーバーレイマップ
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/theater/html/heian/switch/山内啓之准教授らの研究グループ「地形✕創作研究プロジェクト」が「国土交通大臣賞」(地理情報システム学会)を受賞しました。同賞は地理情報システム学会が「GIS 教育実践アワードー初等中等教育におけるGISを活用した授業に係る優良事例表彰一」として、優秀な発表をした教育機関や研究者を表彰するものです。地形✕創作研究プロジェクト(代表:小倉拓郎 兵庫教育大学准教授)https://www.hyogo-u.ac.jp/topics/5306021.phpGIS教育実践アワード受賞者「メランコリー」─陰鬱な気分─は精神の領域であるとともに、文化的・社会的な現象として歴史にその意味を刻んできました。シンポジウムの前半では「メランコリー」を洞察した近代美学を確認し、「メランコリー」の政治的特性に焦点を当てます。後半は現代の表象としてアンゼルム・キーファーの作品を取り上げ、キーファーのリサーチ・アシスタントを務めたハンス・ディッケル氏の基調講演を中心に、現代美術と写真からメランコリーの現在を探求します。国際シンポジウム「芸術・思想におけるメランコリーの現在」.pdf
日時 2025年11月8日(土)
場所 立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
共催 ・立命館大学国際言語文化研究所
・立命館大学アート・リサーチセンター
・鹿島美術財団
・JSPS科研費基盤研究(C)「風景と近代的メランコリーの美学」
(課題番号21K00139)代表:仲間裕子
後援 立命館大学産業社会学部
時間 9:30開会 17:30閉会■9:45 -12:30 第一部 現代思想におけるメランコリー
杉山卓史 カントにおける「理性の他者」としてのメランコリー
柿木伸之 憂鬱と叛逆──ベンヤミンのメランコリーの詩学
―休憩―
石田圭子 アルベルト・シュペーアと廃墟の美学
三木順子 メランコリーの時間性:「到来しない原初」と「過ぎ去る未来」のパラドクス
<ラウンド・テーブル>
三木順子(司会)、杉山卓史、石田圭子、柿木伸之
■13:30 -17:30 第二部 現代美術と写真におけるメランコリー
<アンゼルム・キーファーとメランコリー>
基調講演 ハンス・ディッケル Melancholy in the work of Anselm Kiefer
香川 檀 本の憂鬱----〈知〉と〈記憶〉をめぐるメランコリー
仲間裕子 「逆転のアルケオロジー」とメランコリー
―休憩―
竹中悠美 イギリスの庭園写真におけるメランコリーとケア
住田翔子 現代日本の廃墟写真とメランコリー
<ラウンド・テーブル>
竹中悠美(司会)、ハンス・ディッケル、 香川檀、仲間裕子、住田翔子◇オンライン参加の方は下のURLより事前登録をしてください。
開催前日に、ご登録いただいたメールアドレスにZOOMウェビナーのURLをご案内します。
URL:https://forms.gle/mzhv6zCcqsZU3oqp9◇お問い合わせ先:立命館大学国際言語文化研究所 genbun■st.ritsumei.ac.jp (■を@に変えてください)
赤穂市「忠臣蔵」浮世絵デジタル展示室:
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/akochushingura/赤穂市の第5回デジタル展覧会「抒情の絵師・広重と奇想の絵師・国芳の忠臣蔵」がオープンになりました。
これまで、赤穂市では、アート・リサーチセンターの電子展示システムを活用して、4回のデジタル展覧会を実施してきました。
第5回目となる今回は、江戸時代後期の浮世絵界を代表する2人の歌川派の絵師、広重と国芳が描いた忠臣蔵の作品を紹介します。抒情的な風景画・名所絵の名手として知られる広重は、その洗練された技量を背景描写に活かした物語絵を多数描いています。一方の国芳は、得意の武者絵だけでなく、美人画・役者絵・戯画などを確かな画力により近代的感覚を盛り込んで描き、進取の気風と豊かな発想力で忠臣蔵を題材にした作品も数多く手がけています。抒情と奇想、静と動、対照的な2人の歌川、広重と国芳による忠臣蔵の世界をお楽しみください。
赤穂市「忠臣蔵」浮世絵デジタル展示室
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/akochushingura/
赤穂市「忠臣蔵」浮世絵データベース
https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_ako.php
赤穂市HPからの入り口
https://www.city.ako.lg.jp/edu/shougai/akoukiyoedatebase.html立命館大学では、2026年4月から京都 衣笠キャンパスにデザイン・アート学部、研究科を開設します。アート・リサーチセンターでは、同学部に着任される教員を中心として連続セミナーを企画しました。本セミナーでは、各教員が日頃取り組んでいる研究テーマについて紹介していただきます。
本セミナーは、デザイン・アート学部や研究科への入学を検討しているみなさん、研究活動に興味のある方々にも視聴いただけるよう、広く公開いたします。
ぜひご参加をお待ちしております。
<参加>無料 ・予約不要 どなたでもご参加いただけます。
・Zoom ウェビナー https://ritsumei-ac-jp.zoom.us/j/98502436897
・YouTube ライブ配信 https://www.youtube.com/@studioarc504
<セミナー日程>
全日:18:30~20:00に開催します。-
10月22日(水)「 考古学×デザイン・アートの挑戦 」 (映像配信中)
中村 大 (専門分野:デザイン・アートと歴史) -
10月29日(水)「コネクテッドワールドのデザイン」(映像配信中)
大島 陽 (専門分野:デジタルデザイン表現) -
11月19日(水)「文化財プロジェクションマッピングとマンガAI」 (映像配信中)
迎山 和司 (専門分野:デジタルアート) -
11月26日(水)「空中写真のフォトグラメトリによる過去の都市景観の3次元可視化」 (映像配信中)
桐村 喬 (専門分野:地理情報科学・歴史GIS・3DGIS) -
12月10日(水)「展覧会から展覧会へ--太田喜二郎研究を例に--」
植田 彩芳子 (専門分野:アートマネジメント、美術史) -
12月17日(水)「つながりのデザイン--日本の伝統木版画に見えてくる時間・人・技・素材」
松葉 涼子 (専門分野:美術・工芸・造形文化)
デザイン・アート学部・研究科について
<公式HP>
その感性を、世界に解き放つ。デザイン・アート学部、大学院デザイン・アート学研究科 | 立命館大学<学部・研究科に関するお問い合わせ>
da2026@st.ritsumei.ac.jp まで立命館大学アート・リサーチセンターについて
<セミナーに関するお問い合わせ>
r-darc@st.ritsumei.ac.jpまでたばこと塩の博物館の浮世絵2600枚が浮世絵DBから一般公開
たばこと塩の博物館が所蔵する2600枚を超える浮世絵が、ARCの「浮世絵・日本絵画閲覧システム」を使って一般公開されました。
https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_tsm.php
たばこと塩の博物館の浮世絵は、喫煙風俗の歴史や変遷を知るための資料として大蔵省専売局が1932年以来収集してきたもので、たばこの文化史を知るだけでなく、産業史的にも興味深い資料です。江戸初期から明治まで、また絵師にも偏りがありません。
2010年にはカラー図版にした図録『浮世絵版画』を刊行していますが、今回、Web上で収蔵する浮世絵のほとんどを閲覧できるようになりました。
なお、「浮世絵・日本絵画ポータルデータベース」からも、所蔵機関に「たばこと塩」と入れることで検索できます。
https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_portal.php
是非とも、ご鑑賞、ご活用ください。
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