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立命館大学アート・リサーチセンターの赤間亮教授(文学部)らの築地双六館(https://sugoroku.net/)の館長吉田修氏が蒐集した江戸時代から昭和30年代前半までの双六、約500種、650枚をデジタル保存しWeb公開する取り組みが、2025年1月6日の山陰中央新報で紹介されました。
築地双六館 双六データベース
■ URL:https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_tkjSG.php関連記事はこちら>>https://www.arc.ritsumei.ac.jp/j/news/pc/023655.html
ベルギー王立美術歴史博物館が所蔵する絵本や絵入本、浮世絵画帖などの古典籍が画像付きで閲覧できるようになりました。
https://www.dh-jac.net/db1/books/search_belgium.php
ポータルデータベースからも、所蔵者に「MRAH」と入れることで閲覧できます。
https://www.dh-jac.net/db1/books/search_portal.php
当該博物館の古典籍については、すでに高木陽子氏によって調査されており、2001年には「ベルギー王立美術歴史博物館所蔵和漢古書について」(文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究, Vol.9, 2001.01),pp.187-206)に簡易目録が掲載させれています。
https://bunka.repo.nii.ac.jp/records/686
ARCでは、2007年以降、当該博物館の浮世絵のデジタルアーカイブを実施し、8750点もの浮世絵作品を、やはりアート・リサーチセンターの浮世絵・日本絵画データベースで公開しています。
https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_belgium.php
それ以降もプロジェクトは継続し、古典籍のデジタルアーカイブを進めてきましたが、途中コロナ禍もあり、公開が遅れていました。
2023年からプロジェクトが再開され、今回、572件の古典籍とそのページ画像が一気に公開されました。
公開画像の大きさには制限がありますが、大きな画像の利用を希望する場合は、直接博物館のImage Studioにお問い合わせください。2025年1月15日(水)18:00より、Web配信にて第145回国際ARCセミナーを開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:菅沼 起一氏(京都大学 人間・環境学研究科 日本学術振興会特別研究員(PD))
タイトル:「古きを知るため、活用するテクノロジー—西洋中世・ルネサンス音楽研究におけるデジタル・アーカイヴ利用の事例報告—」
日時:2025年1月15日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
※ARCメンバー以外の方は Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。
2025年1月8日(水)18:00より、Web配信にて第144回国際ARCセミナーを開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:
河角 直美氏(立命館大学 文学部 地域研究学域 教授)
加藤 政洋氏 (立命館大学 文学部 地域研究学域 教授)タイトル:「写真資料にみる1950年代沖縄の社会と景観」
日時:2025年1月8日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
※ARCメンバー以外の方は Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。
2024年12月25日(水)18:00より、Web配信にて第142回国際ARCセミナーを開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:
沼口 隆氏(東京藝術大学 音楽学部楽理科 准教授)
沢田 千秋氏(国立音楽大学 演奏・創作学科 准教授)
柄田 明美氏(国立音楽大学附属図書館 司書)タイトル:「国立音楽大学附属図書館所蔵ベートーヴェン初期印刷楽譜コレクション―室内楽編曲の意義と愉しみ―」
日時:2024年12月25日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
[イベント情報]2024年12月18日(水)立命館大学アート・リサーチセンター「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」(ARC-iJAC)では、2024年度に本拠点から研究に必要な経費の配分を受けて共同研究を行う、国際共同研究課題〔研究費配分型〕を公募しています。申請締切は2025年1月20日(月)正午です。
国際共同研究課題〔研究費配分型〕の公募要項・申請書はこちら
続きを読む>>2024年12月11日(水)18:00より、Web配信にて第142回国際ARCセミナーを開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:矢野明子博士(大英博物館アジア部・三菱商事キュレイター(日本コレクション))
タイトル:「京坂文化サロンとネットワーク 1780-1880年」
日時:2024年12月11日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
※ARCメンバー以外の方は Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。
大西秀紀氏所蔵の歌舞伎SPレコード、約600枚からデジタル化した約1200件がオンラインで視聴可能になりました。
近代に活躍した歌舞伎役者の肉声を記録したSPレコードは、歌舞伎研究にとって第一級の資料であることはいうまでもありません。しかし、レコードの所蔵機関は限られ、その再生には専用の機材が必要であるため、これまで誰もが手軽に聴ける状況にはありませんでした。
歌舞伎SPレコードは明治40年(1907)から昭和30年(1955)の間に約650枚が発売されたことが判明していますが、本アーカイブにはその約85パーセントのデジタル化された音源が収められており、しかもWebからいつでも視聴することが可能となりました。
次のURLからアクセスしてください。
https://www.dh-jac.net/db2/video/search_onishi.php
検索して一覧を表示したら、「ArtTube」ボタンで、音声が再生されます。
(なお、ARC 映像・音声ポータルデータベース
https://www.dh-jac.net/db2/video/search_portal.php
からも視聴できます。)
レコードアーカイブでは国会図書館の「歴史的音源」がよく知られています。そこでは、現在110件の歌舞伎レコードの音源が一般公開されています。これに加え、大西コレクションが公開されたことにより、その視聴可能な音源が格段に増えました。本アーカイブには、他のアーカイブにはない機能もあります。
ジャケットやエンべロップ、歌詞集などの付属資料も閲覧できるようになっています。またレーベル画像だけでなく、盤面全体を表示しているため、盤面の状態も詳細に確認することができます。さらに言えば、番付などの関連資料ともリンクできるようになっており、視聴にあたって、立体的な鑑賞が可能となります。
今後の活用が期待されるところです。
2024年12月6日、高麗大学・鄭炳浩教授を団長とする高麗大学の教員と学生の一団が、アート・リサーチセンター(ARC)を見学されました。
ARCの建物や施設を見学されたほか、田中覚教授(情報理工学部・教授)とTravis Seifman氏(立命館大学衣笠総合研究機構・准教授/現ARCリサーチマネージャー)とデジタル人文学に関する相互連携について意見交換を行いました。
2024年11月27日(水)18:00より、Web配信にて第141回国際ARCセミナーを開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:新垣 瑛士氏(南城市教育委員会文化課 市史編さん係)
タイトル:「沖縄県南城市におけるデジタルアーカイブ事業」
日時:2024年11月27日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
※ARCメンバー以外の方は Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。