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お知らせ

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  紀要『アート・リサーチ』25-1, 25-2, 25-3号の原稿募集を開始しました

 本紀要は、アート・リサーチセンターで展開する各研究プロジェクトの活動成果を広く公開する目的を持つとともに、芸術文化を専門とした学術雑誌として、例年多くの方にご投稿いただいております。
 アート・リサーチセンターは、1998年度設立以来、文化・芸術・情報科学に関する優れた研究拠点として、国の複数の補助金に採択され、2019年度には文部科学省「国際共同利用・共同研究拠点」として認定されるなど、研究を一層深化させています。また、文化芸術のデジタルアーカイブにおける先端的拠点としても、高く評価されています。

オンラインジャーナルとして年複数回発行し、年度末には、それらをまとめた冊子も発行します。
原稿募集は随時行っております。
投稿機会の自由度が大幅に高まりますので、是非とも積極的なご応募をお待ちしております。

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立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)のOGで、客員協力研究員でもあるモニカ・ビンチク氏が、ニューヨークのメトロポリタン美術館での卓越した業績が評価され、2024年美術史におけるマリカ・ヴィルチェク賞を受賞された3人のキュレーターのうちの一人であることが発表されました。

マリカ・ヴィルチェク賞は、ヴィルチェク財団が、美術館での活動で米国やそれぞれの研究分野において美術館文化やキュレーションの実践に影響を与えた米国外出身の美術史および美術館関係者に授与するもので、10万ドルが授与されます。

ヴィルチェク財団によると、モニカ・ビンチク氏は、過去5世紀にわたる日本と国際的な美術市場・貿易・社会・政治状況の複雑な相互作用に焦点をあてた、日本の装飾芸術と着物への学芸員としてのアプローチが高く評価されました。

ハンガリー生まれのモニカ・ビンチク氏は、メトロポリタン美術館のダイアン&アーサー・アビー日本工芸キューレーターであり、立命館大学で日本の漆器とその他の装飾美術の研究に従事しました。ARCセンター長・赤間亮教授(文学研究科)の指導の下、博士号を取得、その後、ポストドクトラルフェローとしても本センターで活躍されていました。

関連リンク

・The Vilcek Foundation "Announcing the Marica Vilcek Prizes in Art History": https://vilcek.org/news/announcing-the-marica-vilcek-prizes-in-art-history/

国際交流基金(JF)京都支部では、海外からの留学生や外国人の方々、国際交流基金のフェロー、関西国際センター研修生に、日本の伝統文化にふれていただく機会を提供することを目的として、毎年秋に「国際交流の夕べ-能と狂言の会」を開催しています。2023年度は、コロナウィルス感染症への対策緩和に伴い 4年ぶりに有観客での公演を再開いたしました。

より多くの方に舞台をご覧いただくため、2023年度も収録した舞台の公演映像を1年間無料配信いたします。


主催:国際交流基金(JF)京都支部

協力:公益財団法人 金剛能楽堂財団、有限会社茂山狂言会、立命館大学アート・リサーチセンター

国際交流基金 国際交流の夕べ-能と狂言の会2023の詳細 >> こちら

[イベント情報]
2023年11月 4日(土)

BKCウェルカムデー びわこ・くさつ健幸フェスタ2023

BKCウェルカムデーに アート・リサーチセンターが出展します

日時:2023年11月4日(土)

時間:10:00~16:30

場所:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(BKC)

入場無料(事前申込要)

>>事前申込・イベントの最新情報

大人も子どもも楽しめる! 昨年5000人以上来場の楽しめる人気イベントが今年も開催!

立命館大学アート・リサーチセンターは、2023年度に設立25周年を迎えます。25年間の研究活動実績・成果を展示するほか、アート・リサーチセンターオリジナル浮世絵グッズを販売します。また、親子で楽しめるちょっとマニアックな江戸時代クイズをご用意しております。全問正解者にはオリジナルグッズをプレゼント!

会場でお待ちしております。

AsiaWeek2023

AsiaWeek 立命館でアジアとつながる国際交流フェスタに
アート・リサーチセンターが出展します

日時:2023年10月22日(日)(10月16日(月)~21日(土)→学生主催の常設展示企画などの開催期間)
時間:10:00~16:00
場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス(OIC)
入場無料(事前申込不要)

>>立命館大学HP

立命館大学アート・リサーチセンターは、2023年度に設立25周年を迎えます。25年間の研究活動実績・成果を展示するほか、アート・リサーチセンターオリジナル浮世絵グッズを販売します。また、親子で楽しめるちょっとマニアックな江戸時代クイズをご用意しております。全問正解者にはオリジナルグッズをプレゼント!
会場でお待ちしております。

hosoi_gap.PNGThe Ritsumeikan University Game Archive Project (GAP) was founded by Prof. Koichi Hosoi, Deputy Director of the Art Research Center (ARC), when he was searching for a way to research games.

The GAP--an industry-academia collaboration between Kyoto Prefecture, Nintendo, and Ritsumeikan University--aims to organize and digital-archive games and game-related materials to preserve game culture and establish a system for public use

A story on this project has been featured in English in Issue #18 of Ritsumeikan University's Research Report RADIANT.

>> Read full article on the RADIANT-website (in English).

  紀要『アート・リサーチ』24-3号の原稿募集を開始しました

 本紀要は、アート・リサーチセンターで展開する各研究プロジェクトの活動成果を広く公開する目的を持つとともに、芸術文化を専門とした学術雑誌として、例年多くの方にご投稿いただいております。
 アート・リサーチセンターは、1998年度設立以来、文化・芸術・情報科学に関する優れた研究拠点として、国の複数の補助金に採択され、2019年度には文部科学省「国際共同利用・共同研究拠点」として認定されるなど、研究を一層深化させています。また、文化芸術のデジタルアーカイブにおける先端的拠点としても、高く評価されています。

オンラインジャーナルとして年複数回発行し、年度末には、それらをまとめた冊子も発行します。
原稿募集は随時行っております。
投稿機会の自由度が大幅に高まりますので、是非とも積極的なご応募をお待ちしております。

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またここにすがたはっけい

国立音楽大学付属図書館所蔵竹内道敬文庫は、江戸時代の日本音楽に関する世界最大のコレクションです。現在、音曲に関連する浮世絵、芝居番付、長唄正本、義太夫節正本が公開されています。

この度、常磐津節の正本2025件を公開することとなりました。
https://www.dh-jac.net/db1/books/search_kunishohon.php
※ジャンルから「常磐津」を選んで検索してください。

常磐津節は、主に江戸歌舞伎をフィールドとして発達しました。竹内文庫の常磐津節正本は、江戸で出版されたものがほとんどですが、名古屋で出版されたものも多く、竹内文庫には、196件の作品があります。

常磐津節正本については、「竹内道敬文庫の世界」の「C資料解説」に掲載されている竹内有一氏(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター)の解説を御覧ください。
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/kunitake/2023/06/C3.html

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ロイヤル・オンタリオ・ミュージアム(Royal Ontario Museum (以下ROM))が所蔵する浮世絵版画作品(4233点)と古典籍(74点)がアート・リサーチセンター(以下ARC)のデータベースから公開されました。

【浮世絵】
Royal Ontario Museum Ukiyo-e Database
浮世絵ポータルデータベースからも、所蔵機関に「Royal Ontario Museum (ROM)」と入力すると閲覧できます。

【古典籍】
Royal Ontario Museum: Japanese Old Book Database
古典籍ポータルデータベースからも、所蔵機関に「Royal Ontario Museum (ROM)」と入力すると閲覧できます。

 ロイヤル・オンタリオ・ミュージアム(ROM)は、カナダのオンタリオ州トロントにある美術、文化、自然史の博物館です。カナダで最大の日本美術コレクションを有しており、その中で最も充実しているのが浮世絵版画です。
 ROMの浮世絵版画コレクションのデジタル化は新型コロナウイルスによるパンデミックが近づく2020年3月、移動制限が迫る中、浮世絵版画については全作品を、古典籍については、一部のデジタル化を進めました。その後、ARCでは、データベースに搭載し、メタデータを加えてデータ整理を続けてきましたが、この度、全作品を画像閲覧可能にして一般公開する運びとなりました。 ARCからは、作品ごとに、ROMのコレクションデータベースへのリンクボタンが設置されています。(リンクについては、調整が必要な作品が残ります。)
 コレクションには浮世絵版画始期である元禄期の墨摺絵から、大正・昭和期の新版画まで、幅広い時代の浮世絵版画が収集されており、構成ジャンルも多岐に亘ります。
 中核となっているのは、ROMの創設者の一人で、初代理事⾧を務められたバイロン・エドモンド・ウォーカー卿のコレクションで、2000点を超える作品は、1926年に遺贈されています。
 主要なジャンルの構成は、名所絵1426点、美人画685点、武者絵464点、役者絵375点、物語絵361点(武者絵との重複も含む)となりますが、とくに戦争絵219点が含まれる他、地震絵・鯰絵83点、異人図33点、さらには摺物が201点もあることは注目に値します。絵師では広重〈1〉が750点、月耕716点、北斎300点、豊国〈1〉125点、国貞〈1〉100点、歌麿117点という構成になっています。
 この内、武者絵は、マクマスター大学(オンタリオ州ハミルトン)の英語学教授だった故ジェームス・キング氏のコレクションが2009年に寄贈され、充実しました。また、尾形月耕の作品がまとまって収蔵されているのは、2016年にトロントのヨーク大学法学部図書館司書だったバルフォア・ハレヴィー氏が⾧年かけて蒐集した600点以上の作品が寄贈されたからで、月耕の研究には必須のコレクションです。
 この公開により、さらなる研究の発展が期待されます。是非ご活用ください。

<参考>
・James King and Yuriko Iwakiri: Japanese Warrior Prints, 1646-1904. Hotei, 2007.
・Sir Byron Edmund Walker | Royal Ontario Museum (rom.on.ca):
 https://www.rom.on.ca/en/about-us/rom/founders/sir-byron-edmund-walker

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