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文化資源の2D、3Dデジタルアーカイブとデジタル資料の管理・可視化に関するワークショップを開催いたします。本ワークショップでは、3日間かけて、文献・古典籍のような資料の撮影手法、データベースの登録と管理手法、写真測量による3Dモデルの作成手法、360度画像の取得・展示手法、GISを用いた地図作成手法などについて、演習形式で解説します。
日程・内容
本ワークショップは、11/22-24の3日間の日程で、次の内容・スケジュールで行います。
11/22(金)
13:00〜17:00 「文献・古典籍の撮影」
11/23(土)
9:00〜12:00 「ARCデータベース機能を用いたデジタルアーカイブ①」
13:00〜17:00 「ARCデータベース機能を用いたデジタルアーカイブ②」
11/24(日)
9:00〜10:30 「写真測量などを用いた3Dモデルの作成とデータの編集・可視化」
10:30〜12:00 「360度カメラによる全天球画像の撮影とバーチャル展示」
13:00〜15:30 「ArcGIS onlineと景観写真を活用したWeb地図の作成」
15:30〜16:00 「情報共有・意見交換」
講師:赤間 亮(文学部・教授)、山内啓之(衣笠総合研究機構・准教授)、堀池理生(衣笠総合研究機構・研究員)、平野理紗子(文学研究科・博士課程)、戸塚史織(文学研究科・博士課程)
対象者:日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点(ARC-iJAC)または、「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」プロジェクトにて活動する研究代表者および研究分担者
対面参加:10名(定員)
オンライン参加:定員なし ※演習の様子をZoomにて中継しますが、当日は会場の進行・補助が優先されることをあらかじめご理解のうえ、ご参加ください。
会場:立命館大学アートリサーチセンター 3F
アクセス:https://www.arc.ritsumei.ac.jp/j/aboutus/access.html言語:日本語
持ち物:PC(Windowsが望ましい)を持参してください
主催:立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資 源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」(ARC-iJAC)
参加希望者は、→ グーグルフォームから参加登録を行なってください。申し込み期限は、2024年11月8日です(対面は定員に達し次第、募集を終了します)。
本ワークショップに関するお問い合わせは、ml-tech-support (at) ml.ritsumei.ac.jp (at を @に変えてください) までお願いいたします。
2024年11月13日(水)18:00より、Web配信にて第140回国際ARCセミナーを開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:中村 覚氏(東京大学史料編纂所・助教)
タイトル:「東京大学史料編纂所における史料編纂・歴史研究支援に関する取り組み」
日時:2024年11月13日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
※ARCメンバー以外の方は Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。
2024年11月6日(水)18:00より、Web配信にて、2024年度「AI解読支援システムを使った くずし字解読力錬成講座」の一環として、「国際ARCセミナー特別編」を開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:Ellis Tinios氏(リーズ大学名誉講師)
タイトル:「Understanding Edo period books as material objects and bibliographic entities」
本講演は英語で行われます。
日時:2024年11月6日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
※ARCメンバー以外の方は Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。
2024年11月の土曜講座は立命館大学アート・リサーチセンターの企画にて実施します。
第3415回(企画:立命館大学アート・リサーチセンター)
日時:2024年11月2日(土) 10:00~11:30
会場:立命館大学衣笠キャンパス 末川記念会館(+ZOOMウェビナー)タイトル:「VR・メタバースによる現実空間の3D保存と教育利用」
講師:山内啓之(命館大学 衣笠総合研究機構 准教授)
参加費:無料・事前申込制
>>お申込講座エッセイ:
近年、ヘッドマウントディスプレイで体験するVirtual Reality(VR)のコンテンツが社会に普及しつつある。これに、写真測量などで取得した三次元地理情報を組み合わせれば、仮想空間に現実空間を再現でき、実際にその場にいるような雰囲気で散策しながら対象物を観察する擬似体験ができる。さらに、オンラインのメタバースプラットフォームを活用すれば、自作の仮想空間に他者を招いて交流できる。このような特徴から、様々な分野でこの種のVRの教育利用が期待されている。なかでも、実際の場所や事象を対象とする地理教育での有用性は高い。ヘッドマウントディスプレイで体験するVRの地理教材があれば、地理学が伝統的に重視してきた現地での「地理的な見方・考え方」の教育を、距離、費用、社会的制約を超えて教室内で再現できる。さらに仮想空間の特性を活かせば、事象の観察時に崖から飛び降りたり、空を飛んだりするような現実では不可能な自由度の高い学習行動も可能となる。本講演では、自然環境、地誌、災害、文化資源などを実際にVR教材にした事例や、それを用いた教育の実践例と効果について紹介する。
『立命館土曜講座』提携講座「周辺文化からみる日本美術」
日時:令和6年10月25日、11月1日、11月8日(全3回すべて金曜日)14時00分~15時30分
場所:高槻市立生涯学習センター3階 研修室(高槻市桃園町2-1 市役所・総合センター内)
対象:どなたでも受講できます、居住地・年齢は問いません。
定員:50人(多数抽選)
費用:2,000円(全3回分)
申込:→ お申込みフォーム
明細:https://www.takatsuki-bsj.jp/syougaic/keyakievent/1968/
内容:
♢講師:本多 潤子さん(立命館大学文学部授業担当講師)
10月25日(金曜日) 「茶道と日本美術」現存する美術品には、茶道具として複数の茶人達の手に渡り、時代を超えて珍重されてきた作品群があります。そして日本に喫茶の風習が広まった背景に禅文化との関係が指摘されています。禅宗で厳修される仏教儀礼は日本の茶の湯文化にどのような影響を与えたのか、今回は儀礼空間としての茶の湯を紹介します。
♢講師:加茂 瑞穂さん(立命館大学アートリサーチセンター客員研究員)
11月1日(金曜日) 「服飾文化と日本美術」浮世絵には江戸時代の日常生活や季節、年中行事などが彩り豊かに描かれます。また、当時の人々の装いも描かれ、人々が何を着ていたのかを知ることができます。本講座では、絵画資料に加えて現在まで残る小袖や型紙などを通して、着ること、そして、装うことに対する当時の人々の好みやこだわりを紹介します。
♢講師:赤間 亮さん(立命館大学文学部教授・立命館大学アート・リサーチセンターセンター長)
11月8日(金曜日) 「演劇と日本美術」日本の演劇は、絵画として様々に描かれてきました。とくに江戸時代に浮世絵というメディアが発達して、多くの俳優や場面が絵画として複製されました。一方、歌舞伎という演劇は「絵になる」ことを特徴としており、それを踏まえて制作された演目もあります。こうした演劇と美術との関係が如実に現われた事例を紹介しながら、二つの分野が織りなす表現の特徴を鑑賞します。
立命館大学文学部共催
2024年10月23日(水)18:00より、Web配信にて第139回国際ARCセミナーを開催いたします。プログラムは下記となります。
講師:彬子女王殿下(京都産業大学 日本文化研究所 特別教授、立命館大学 客員教授)
タイトル:「王室と皇室のものがたり―日英交流の軌跡-」
日時:2024年10月23日(水)18:00~19:30
参加:関係者のみに別途ご案内しております。
2024年10月2日(水)18:00より、Web配信にて第138回国際ARCセミナーを開催いたします。
プログラムは下記となります。
講師:Lani ALDEN氏(カリフォルニア大学バークレー校日本研究博士課程大学院生)
タイトル:「New Approaches to Digital Humanities: Large-Language Models and Large-Scale Tokenized Personal/Public Databases of Primarily Japanese Sources」
日時:2024年10月2日(水)18:00~19:30
参加:Zoom配信(関係者のみ・予約不要)
※クローズドイベントのため、YouTube配信はございません。
この度、日本学術振興会(JSPS)および英国研究・イノベーション機構(UK Research and Innovation, UKRI)の助成による国際共同研究プロジェクト「Creative Collaborations: Salons and Networks in Kyoto and Osaka 1780-1880(上方文化サロン:人的ネットワークから解き明かす文化創造空間 1780-1880)」の一環として、2024年9月10日と11日にシンポジウムが開催されます。
日時:2024年9月10日(火)9:00~17:00、9月11日(水)9:30~12:00
会場:イギリス・ロンドン RG01, SOAS University of London
主催(英国側):大英博物館
主催(日本側):立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資 源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」(ARC-iJAC)本シンポジウムはハイブリッド・イベントで、一般公開されます。発表は日本語または英語で行われます。(Q&Aセッションは通訳あり)
申込み:Sophie Gong (YGong@britishmuseum.org) までご連絡ください。
プログラム(予定)
(※) は日本語での発表です。Day 1: September 10, 2024 9:00-9:10 Greetings
Akiko Yano (British Museum)9:10-11:00 Session 1: Poetry (haiku) circles and artists Speaker 1
Scott Johnson (Professor Emeritus, Kansai University): Notes on "A Haiku Journey to Osaka"Speaker 2
Yokoya Ken'ichiro (Otsu City Museum of History): 中嶋来章と俳諧摺物―義仲寺をめぐる絵師と俳壇 (※)Speaker 3
Ida Taro (Professor, Kindai University):『花月帖』から見える東西のサロンの交流 (※)Speaker 4
Sugimoto Yoshihisa (Professor, Tohoku University): 渡辺南岳と中村芳中の江戸行―俳諧と絵画の交流 (※)Discussant: Alfred Haft (British Museum) 11:05-12:55 Session 2: Osaka, a centre of literati culture Speaker 1
Nakatani Nobuo (Professor Emeritus, Kansai University; online): Kimura Kenkadō and his fellow artistsSpeaker 2
Tsukuda Ikki (Issa-an tea master; online): 煎茶サロンの仕掛け・語らいを生む絵画 (※)Speaker 3
Paul Berry (Professor Emeritus, Kansai University of Foreign Studies): Nature of literati world in OsakaSpeaker 4
Akeo Keizo (Professor, Osaka University of Commerce): 文化サロンとしての蔵屋敷 (※)Discussant: Andrew Gerstle (Professor Emeritus, SOAS University of London) 13:00-14:00 Break 14:00-14:50 Session 3: Independent paper Akama Ryō (Professor, Ritsumeikan University): 幕末明治の京都・大阪における文化サロン人物ネットワークのデータアーカイブと分析システム (※)
Commentator: Matsuba Ryoko (Sainsbury Institute for the Study of Japanese Arts and Cultures)14:50-15:10 Break 15:10-17:00 Session 4: Literary and artistic circles: publications, popularisation and commercial aspects Speaker 1
Xiangming Chen (PhD student, University of Oxford): Guide to literati: Kenkadō, Osaka publishing and reception of Qing artSpeaker 2 John Carpenter (Metropolitan Museum of Art): Collaborative paintings with poetry inscriptions as records of Kyoto salon culture Speaker 3 Yamamoto Yoshitaka (National Institute of Japanese Literature (NIJL)): Court nobles among renowned masters and friends: The imperial court and albums of calligraphy and painting in the early 19th-century Kyoto-Osaka region Speaker 4 Jingyi Li (Assistant Professor, Occidental College in Los Angeles; online): Commercialized gatherings and commodified literati in 19th-century shogakai Discussant: Ellis Tinios (Professor Emeritus, University of Leeds) Day 2: September 11, 2024 9:30-11:20 Session 5: Connections and networks via art Speaker 1
Iwasa Shin'ichi (Osaka Museum of History): 江戸時代後期の京坂と近隣地域における合作書画の諸相について-制作背景と揮毫者を中心に-(※)Speaker 2
Yamamoto Yukari (Wako University): 春画とサロン―長崎来舶清人との関係を中心に (※)Speaker 3 Hirai Yoshinobu (The National Museum of Modern Art (MOMAK)): 京・大坂における長崎派風の伝播の諸相 (※) Speaker 4 Timothy Clark (Honorary Research Fellow, British Museum): Maruyama-Shijō art at the British Museum Discussant: Rosina Buckland (British Museum) 11:20-12:00 General discussion