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第3430回 立命館大学土曜講座(企画:アート・リサーチセンター)
2025年7月19日(土)

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2025年 7月の土曜講座は立命館大学アート・リサーチセンターの企画にて実施します。

第3430回(企画:立命館大学アート・リサーチセンター)
日時:2025年7月19日(土) 10:00~11:30
会場:立命館大学衣笠キャンパス 末川記念会館(ライブ配信なし;見逃し配信は事後に提供します)

タイトル:「平成と令和の復元⾸⾥城について: 復元根拠の変遷」
講師:伊從 勉(京都⼤学 ⼤学院⼈間・環境学研究科 名誉教授)

参加費:無料・事前申込制  
>>お申込みはこちらから


琉球王国は17-19世紀をかけて、使節を17回江戸へ派遣した。その使節は江戸城内、徳川将軍とのお目見え儀礼を通して、琉球を島津家の家臣みたいな位置、そして徳川幕府に対する朝貢国みたいな位置、との政治関係を再確認するためのことであった。江戸を初め、日本の様々な城下町や宿場町、または港町に、その使節団は一般町民も見えた行列も行って、琉球の文化性質や政治的な位置を見せた。 今回は、その行列を描く海外所蔵の絵巻数点を紹介して、行列そのものを儀礼の種類としても軽く論じる。 最後に、琉球使節と京都との関係について触れる。