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お知らせ

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この度、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)は、加藤周一現代思想研究センターと提携し、立命館大学図書館が所蔵する加藤周一文庫の「資料閲覧データベース」と「資料検索システム」を公開しました。

「加藤周一文庫 資料閲覧データベース」
https://www.dh-jac.net/db1/resource/search_2023i05.php

「加藤周一文庫 資料検索システム」
https://www.dh-jac.net/db1/resource/search_KSB2023i05.php

加藤周一(1919年~2008年)は、戦後日本を代表する国際的知識人であり、洋の東西にわたる該博な知識と広い視野のもとに日本文学史や日本美術史を研究しました。

2015年に設立された「加藤周一現代思想研究センター」は、立命館大学図書館加藤周一文庫に収められた膨大な蔵書と遺稿類の研究およびそこで得られた知見の社会への発信・活用、国際的知識人の育成をその活動目的としています。

加藤周一文庫の「資料閲覧データベース」と「資料検索システム」はARCによって開発・公開され、オンライン上での研究活動を支援するためのシステムとして運用されています。


関連URL:

加藤周一現代思想研究センター:https://www.ritsumei.ac.jp/research/center/kato_shuichi/

加藤周一文庫:https://www.ritsumei.ac.jp/lib/b07/020/

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この度、イギリス・ロンドンにある大英博物館では、日本学術振興会(JSPS)および英国研究・イノベーション機構(UK Research and Innovation, UKRI)の助成による国際共同研究プロジェクト「上方文化サロン:人的ネットワークから解き明かす文化創造空間 1780-1880」の研究成果を紹介する1年間の特別展示が開催されています。

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立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)センター長の赤間亮教授と大英博物館アジア部学芸員の矢野明子博士を研究代表者とするこの研究プロジェクトは、大英博物館、そして日本各地に所蔵されている5,000点を超える作品を分析することで、前近代日本、特に1780年から1880年頃の京阪神地域で発達した“上方文化サロン”や文化創生における集団制作(合作)システムの文化的・社会的影響を調査・分析し、高度な文化成熟が成立するメカニズムを解明することを目的としています。

本プロジェクトでは、ARCが構築・運営するオンライン型研究システム「上方文化人総合データベース」に、これらの作品を登載しましたこのシステムは、研究活動に活用できる前近代日本文化研究の新たなポータルとして、複数のデータベースにより構成されています。将来的に同様の形で異なるテーマのポータルを追加することも可能です。

→ARCバーチャル・インスティテュート:「上方文化サロンとネットワーク 1780年~1880年」

COVID-19の課題に取り組むこのプロジェクトは、立命館大学アート・リサーチセンター、関西大学、京都国立近代美術館、大英博物館、ロンドン大学東洋アフリカ研究院(SOAS)の研究者チームから構成され、オンライン・デジタル技術を駆使した日英共同研究の効率的な進め方の模範となっています。

また本プロジェクトは、国際的な研究環境の中で日英の若手研究者にデジタル・ヒューマニティーズの基礎を学ぶ機会を提供し、日本研究の若手研究者育成に貢献しました。


本研究は、日本学術振興会国際共同研究事業英国との国際共同研究プログラム(JRP-LEAD with UKRI)[課題番号JPJSJRP 20211708]による支援を受けたものです。

実施期間: 2021年12月1日~2024年11月30日(3年間)

関連記事:https://www.britishmuseum.org/research/projects/making-art-together-japan 


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立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)のOGで、客員協力研究員でもあるモニカ・ビンチク氏が、ニューヨークのメトロポリタン美術館での卓越した業績が評価され、2024年美術史におけるマリカ・ヴィルチェク賞を受賞された3人のキュレーターのうちの一人であることが発表されました。

マリカ・ヴィルチェク賞は、ヴィルチェク財団が、美術館での活動で米国やそれぞれの研究分野において美術館文化やキュレーションの実践に影響を与えた米国外出身の美術史および美術館関係者に授与するもので、10万ドルが授与されます。

ヴィルチェク財団によると、モニカ・ビンチク氏は、過去5世紀にわたる日本と国際的な美術市場・貿易・社会・政治状況の複雑な相互作用に焦点をあてた、日本の装飾芸術と着物への学芸員としてのアプローチが高く評価されました。

ハンガリー生まれのモニカ・ビンチク氏は、メトロポリタン美術館のダイアン&アーサー・アビー日本工芸キューレーターであり、立命館大学で日本の漆器とその他の装飾美術の研究に従事しました。ARCセンター長・赤間亮教授(文学研究科)の指導の下、博士号を取得、その後、ポストドクトラルフェローとしても本センターで活躍されていました。

関連リンク

・The Vilcek Foundation "Announcing the Marica Vilcek Prizes in Art History": https://vilcek.org/news/announcing-the-marica-vilcek-prizes-in-art-history/

国際交流基金(JF)京都支部では、海外からの留学生や外国人の方々、国際交流基金のフェロー、関西国際センター研修生に、日本の伝統文化にふれていただく機会を提供することを目的として、毎年秋に「国際交流の夕べ-能と狂言の会」を開催しています。2023年度は、コロナウィルス感染症への対策緩和に伴い 4年ぶりに有観客での公演を再開いたしました。

より多くの方に舞台をご覧いただくため、2023年度も収録した舞台の公演映像を1年間無料配信いたします。


主催:国際交流基金(JF)京都支部

協力:公益財団法人 金剛能楽堂財団、有限会社茂山狂言会、立命館大学アート・リサーチセンター

国際交流基金 国際交流の夕べ-能と狂言の会2023の詳細 >> こちら

[イベント情報]
2023年11月 4日(土)

BKCウェルカムデー びわこ・くさつ健幸フェスタ2023

BKCウェルカムデーに アート・リサーチセンターが出展します

日時:2023年11月4日(土)

時間:10:00~16:30

場所:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(BKC)

入場無料(事前申込要)

>>事前申込・イベントの最新情報

大人も子どもも楽しめる! 昨年5000人以上来場の楽しめる人気イベントが今年も開催!

立命館大学アート・リサーチセンターは、2023年度に設立25周年を迎えます。25年間の研究活動実績・成果を展示するほか、アート・リサーチセンターオリジナル浮世絵グッズを販売します。また、親子で楽しめるちょっとマニアックな江戸時代クイズをご用意しております。全問正解者にはオリジナルグッズをプレゼント!

会場でお待ちしております。

AsiaWeek2023

AsiaWeek 立命館でアジアとつながる国際交流フェスタに
アート・リサーチセンターが出展します

日時:2023年10月22日(日)(10月16日(月)~21日(土)→学生主催の常設展示企画などの開催期間)
時間:10:00~16:00
場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス(OIC)
入場無料(事前申込不要)

>>立命館大学HP

立命館大学アート・リサーチセンターは、2023年度に設立25周年を迎えます。25年間の研究活動実績・成果を展示するほか、アート・リサーチセンターオリジナル浮世絵グッズを販売します。また、親子で楽しめるちょっとマニアックな江戸時代クイズをご用意しております。全問正解者にはオリジナルグッズをプレゼント!
会場でお待ちしております。

hosoi_gap.PNGThe Ritsumeikan University Game Archive Project (GAP) was founded by Prof. Koichi Hosoi, Deputy Director of the Art Research Center (ARC), when he was searching for a way to research games.

The GAP--an industry-academia collaboration between Kyoto Prefecture, Nintendo, and Ritsumeikan University--aims to organize and digital-archive games and game-related materials to preserve game culture and establish a system for public use

A story on this project has been featured in English in Issue #18 of Ritsumeikan University's Research Report RADIANT.

>> Read full article on the RADIANT-website (in English).

  紀要『アート・リサーチ』24-3号の原稿募集を開始しました

 本紀要は、アート・リサーチセンターで展開する各研究プロジェクトの活動成果を広く公開する目的を持つとともに、芸術文化を専門とした学術雑誌として、例年多くの方にご投稿いただいております。
 アート・リサーチセンターは、1998年度設立以来、文化・芸術・情報科学に関する優れた研究拠点として、国の複数の補助金に採択され、2019年度には文部科学省「国際共同利用・共同研究拠点」として認定されるなど、研究を一層深化させています。また、文化芸術のデジタルアーカイブにおける先端的拠点としても、高く評価されています。

オンラインジャーナルとして年複数回発行し、年度末には、それらをまとめた冊子も発行します。
原稿募集は随時行っております。
投稿機会の自由度が大幅に高まりますので、是非とも積極的なご応募をお待ちしております。

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またここにすがたはっけい

国立音楽大学付属図書館所蔵竹内道敬文庫は、江戸時代の日本音楽に関する世界最大のコレクションです。現在、音曲に関連する浮世絵、芝居番付、長唄正本、義太夫節正本が公開されています。

この度、常磐津節の正本2025件を公開することとなりました。
https://www.dh-jac.net/db1/books/search_kunishohon.php
※ジャンルから「常磐津」を選んで検索してください。

常磐津節は、主に江戸歌舞伎をフィールドとして発達しました。竹内文庫の常磐津節正本は、江戸で出版されたものがほとんどですが、名古屋で出版されたものも多く、竹内文庫には、196件の作品があります。

常磐津節正本については、「竹内道敬文庫の世界」の「C資料解説」に掲載されている竹内有一氏(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター)の解説を御覧ください。
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/kunitake/2023/06/C3.html

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