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国際共同利用・共同研究拠点関連

 [書込]

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立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)共催
2021年7月7日(水)18:00より、Web配信にて第88回国際ARCセミナーを開催いたします。

プログラムは下記となります。

「Video Game Preservation and Exhibition During COVID-19 at The Strong National Museum of Play」

講師:電子ゲームの歴史のための国際センター ディレクター、ザ・ストロング・ミュージアム展示担当副社長 Dr. Jon-Paul Dyson氏

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日時:2021年7月7日(水)18:00~19:30

参加:Zoom配信、無料(予約不要)

※ARCメンバー以外の方 Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。

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In anticipation of the return of the Takayama float to the Gion Festival in 2022, a symposium was held by Asahi Shimbun, co-organized by the Art Research Center (ARC), Ritsumeikan University, on June 19, 2021.

The Takayama float boasts a long history of participating in the Yamahoko Junko parade that dates back to the 15th century. However, the float has been absent from the festival since 1826, having suffered from heavy damages caused by natural disasters.

As a result of the continued dedication and determination of the Takayama Preservation Association to revive the Takayama float, the long-cherished wish of the townspeople for the float to return to the Yamahoko Junko after nearly 200 years will finally come true.

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The Symposium

At the beginning of the symposium, Mr. Junji Yamada, Head of the Takayama Preservation Association, gave an overview of the reconstruction progress of the float and expressed his joy that it is due to be completed four years earlier than expected.

Then, Prof. Keiji Yano, Deputy Director of the ARC, introduced the center's various activities concerning the digital archiving of the Gion Festival and the Takayama float (→ Gion Festival Digital Museum 2020 and 2021).

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He presented CG animation of the rebuilt Takayama float, 2D and 3D maps of festival routes, old videos and photographs from the early Showa era, and 3D see-through visualization models of the festival floats, amongst others.

"As we did last year, the Art Research Center will be making its research results available to the public again from July this year through the Gion Festival Digital Museum 2021, so please look forward to it," expressed Prof. Yano.

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Other distinguished guest speakers included Prof. Shoichi Inoue, Director of the International Research Center for Japanese Studies; Mr. Takashi Minamoto, film director and screenwriter; and Ms. Rieko Morita, Nihonga painter and Affiliate Professor at the Kyoto City University of Arts, with each of them sharing stories about his/her connection with the Gion Festival and the Takayama float.

Concluding the symposium, the hayashikata (Gion Festival musicians) of the Takayama Preservation Association performed ohayashi specific to the float.

Anticipation

"Ever since I was a kid, I have seen the festival floats passing by, accompanied by the creaking of wheels while I stood on the roadside listening to the ohayashi," Mr. Yamada reminisced. "None of us has ever experienced playing the ohayashi on the Takayama float during the festival, so we are all more than excited."

*A full video of the event is available online from July 1 - August 31, 2021 (in Japanese). To watch the video, please register via the following link: https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11004163.

立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)共催
2021年6月30日(水)18:00より、Web配信にて第87回国際ARCセミナーを開催いたします。

プログラムは下記となります。

1.「Linked Dataによるゲーム資料の記述」(Zoom、Youtube配信)

講師:大阪国際工科専門職大学 工科学部講師 福田一史先生

2.「「ゲーム音楽」の保存にむけての諸問題」(Zoom配信のみ)

講師:大阪国際工科専門職大学 工科学部准教授 尾鼻崇先生

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日時:2021年6月30日(水)18:00~19:30

参加:Zoom配信(関係者のみ)、予約不要

※ARCメンバー以外の方も前半1のみ Youtubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。

立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際研究拠点(ARC-iJAC)」は、2021年6月19日(土)、20日(日)に、2021年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会を共催します。
奮ってご参加ください。

■日時:
 2021年6月19日(土) 13:00~17:00
 2021年6月20日(日) 10:00~16:15

■参加方法:
 オンライン開催となります。
 ※「立命館大学衣笠キャンパス」では開催致しませんので、ご注意ください。
 ※接続方法、予稿集(PDF)については、参加申込みをされた方に別途ご案内します。
 ※開催概要に変更がある場合は、随時学会メーリングリスト(ML)でお知らせします。学会MLへの登録がお済みでない方は、ご登録をお願いします。

■参加費
 会員・非会員とも無料
 ※今年度は紙媒体の予稿集を発行しません。必要な方は予稿集PDF を印刷してください。

■参加申込:
 お申し込みフォームからお申し込みください。
 ※申し込みをすると、Googleフォームの自動返信とは別に、参加方法と予稿集についてメールが自動配信されますので、ご確認ください。
 2021年6月18日(金)締切
 ※会員用出欠確認はがきでお申し込みの場合は、6月15日(火)必着での投函をお願いします。
 ※総会のみご出席、総会欠席時の委任状についても、こちらのフォームから申込み、提出ができます。
 ※本大会は、2日目の学会総会を除き、会員・非会員を問わずどなたでも参加できます。

共催:立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」(ARC-iJAC)、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
後援:記録管理学会、情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会、情報知識学会、人文系データベース協議会、全国大学史資料協議会、全国美術館会議、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会、専門図書館協議会、デジタルアーカイブ学会、日本アーカイブズ学会、日本アートマネジメント学会、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会、日本ミュージアム・マネージメント学会

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京都府の緊急事態宣言延長に伴い、無観客開催に変更となりました。
イベントの模様を収録した動画の配信は予定通り7月1日(木)~8月31日(火)に行いますので、是非ご覧いただければ幸いです。
下記の「インターネット動画で視聴」よりお申込みいただけます。
すでに会場聴講を申し込まれた方には事務局より個別にご連絡いたします。

2022年7月の祇園祭後祭で約200年ぶりの巡行復帰を目指す鷹山。
鷹山保存会のみならず、祇園祭山鉾連合会や京都市にとっても鷹山復興は長年の悲願です。
本イベントでは、復興進捗状況と有識者、関係者の期待や提言などを通じて、「鷹山応援団」の輪を広げ、巡行復帰への機運を高めていきます。

祇園祭・鷹山の復興 ~2022年の山鉾巡行に向かって~ 祇園祭・鷹山の復興 ~2022年の山鉾巡行に向かって~

日時: 2021年6月19日(土) 13:00~16:00(12:00開場)
会場: 立命館大学 朱雀キャンパス大ホール

主催: 朝日新聞社
共催: 立命館大学アート・リサーチセンター、(公財)鷹山保存会
後援: 京都市、NHK京都放送局、(公財)祇園祭山鉾連合会
協賛: (株)はてな


お申し込み方法
■会場で聴講 →無観客開催に変更となりました。
お問い合わせ:鷹山応援イベント事務局 TEL 06-6201-0638(平日10~17時)

■インターネット動画で視聴 (配信期間:7月1日~8月31日)
チラシのQRコードまたは「朝日ID」ホームページからお申し込みください。
お問い合わせ:朝日新聞社 寺社文化財みらいセンター jisha(at)asahi.com (atを@に変えてください) ※Eメ ールのみの対応となります。


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6月10日(木) 京都新聞の夕刊に静岡英和学院大学 人間社会学部 畑恵里子教授の「舞鶴市糸井文庫 江戸期の伝説」の浦島伝説が紹介されました。

ー浦島太郎は美男子で、竜宮城にいるうちに乙姫が煩わしくなってしまった。
玉手箱は実は二つあったー。

一般に知られているストーリーとは違って意外な展開の、江戸期の浦島太郎伝説を、舞鶴市糸井文庫を調査していた研究グループがわかりやすく紹介しています。

記事内には、玉手箱が2つ登場する「水江浦島対紫雲筺」という画像が掲載され、涙を流す乙姫に対して浦島太郎は冷めた表情で描かれています。(糸井文庫 舞鶴市所蔵)

ワークショップの内容 2021年5月27日(木)、立命館大学アート・リサーチセンター(以下ARC)は、セインズベリー日本藝術研究所(SISJAC)、セインズベリー視覚芸術センターと英国イーストアングリア大学との共同で、デジタル・アーカイブの技術面に焦点をあてたワークショップを開催しました。

赤間亮教授(立命館大学文学部)は、日本の掛け軸を例に、機材のセッティングから撮影場所の設定、照明の調整、作品を扱う上での注意点、撮影方法、確認方法、番号の付け方など、実際にデジタルアーカイブするための流れを説明しました。

学生のデジタルアーカイブの体験その後、日本の学生がデジタルアーカイブを体験しました。
撮影した写真はすぐに英国の学生と共有され、赤間教授の指導のもと、画像の質や正確さについて議論されました。

本ワークショップは、日本の美術作品をデジタルアーカイブするためのスキルや方法を、オンラインで若手研究者に提供することで、日英間の研究交流を促進するためのプロトタイプとなりました。

また、ワークショップの内容は、ARCの日本美術コレクションのデジタルアーカイブ技術を世界に広めるという目的に沿って、録画されました。
今後、デジタル化プロジェクトのための教材や参考資料として活用されることが期待されます。

本企画は、日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点(ARC-iJAC)及び、SISJACの「Digital Japan Project」の一環として行われています。

SISJAC's report of the workshop→

※このイベントは非公開となっております。

6月5日(土) 立命館大学 河角直美准教授の「カラーで写された占領期の京都」が京都新聞に掲載されました。

70年前の戦争をくぐり抜けた京都のカラー写真をもとに、デジタル技術を用いた人文学に取り組む河角直美准教授が、古い地図を現在の地図に重ね、建物や家々が戦前戦後に何だったか知ることができるオーバーレイマップを利用して、占領期カラー写真を読み解いた記事が紹介されています。

記事内には、約70年前の京都ホテルの写真や、1948年に米軍関係者が撮影した三条大橋西側付近からの写真が掲載されています。

[イベント情報]
2021年6月 2日(水)

2021年6月2日(水)18:00より、Web配信にて第86回国際ARCセミナーを開催いたします。

プログラムは下記となります。

「博物館経営に係る経営資源とサービスとの連関」

講師:逸翁美術館・小林一三記念館・池田文庫 公益財団法人 阪急文化財団 理事・館長  仙海義之氏


日時:2021年6月2日(水)18:00~19:30

参加:Zoom配信、無料(予約不要)

※ARCメンバー以外の方もYoutubeよりご参加いただけます。こちらからご覧下さい。

2021年5月22日(土)に「日中文化交流と人文学の新たな座標」をテーマとした、第二回 立命館大学-清華大学 国際学術シンポジウムが開催されました。

本シンポジウムは、中国・清華大学人文学院と立命館大学大学院文学研究科、立命館大学アート・リサーチセンター(以下、ARC) 国際共同利用・共同研究拠点(ARC-iJAC)の共催で、立命館大学アジア日本研究推進プログラム「『アジア芸術学』の創成」の後援を受けて行われました。

開会にあたり立命館の仲谷善雄総長は、今回のシンポジウムが清華大学や中国の人々と立命館との研究、学術交流を促進し、友好を深める絶好の機会であると挨拶しました。

続いて、清華大学人文学院 倪玉平副院長が、パンデミックなどの危機的状況や複雑な課題の中で、自然科学に加えて人文科学が重要であることを強調し、両大学の包括的パートナーシップを深めていきたいと話しました。

両大学の研究実績紹介
デジタル・ヒューマニティーズの視点や研究活動についての発表

くずし字翻刻システム 立命館大学の金子貴昭准教授は、資料の保存・修復からデジタル化までの流れを一元化した「ARCモデル」、オンライン研究空間の「ARCリサーチ・スペース」を紹介しました。
また、デジタル化されたコンテンツを研究に活用するための浮世絵ポータルデータベース古典籍ポータルデータベース、演劇の上演関係資料を収録する番付ポータルデータベースなどの研究資源別に専門性を持たせたポータルデータベースの運用についてもお話しがありました。デジタル・ヒューマニティーズの研究を支援するためにARCが運用している強力なツールである「くずし字翻刻システム」は、くずし字に使われる草書体の解読支援機能をAIに持たせた解読学習・教育支援システムです。このシステムは、くずし字解読の人材育成システムとしての役割も担っています。
現在ARCでは、原資料の取り扱いからデジタル化、データベース構築から成果発信まで、研究者が主体となって取り組めるオンライン研究体制を整え、ボーンデジタル型の循環型研究を実現できるよう、研究実践とノウハウ開発に取り組んでいることが示されました。

ARC地図ポータルデータベース立命館大学の矢野桂司教授は、洛中洛外図屏風のポータルサイトと比較システムについての研究発表を行いました。
現在、国内外で約170もの洛中洛外図屏風の存在が確認されており、これらを一覧できる洛中洛外図屏風ポータルデータベースの構築に取り組んでいること、さらに、複数の洛中洛外図屏風と当時の古地図や現在地とを比較することのできる 洛中洛外図4画面比較 の構築を行い、洛中洛外図屏風の変遷を明らかにすることを可能にしたと述べました。
また、国内外の図書館・博物館などが所蔵する日本で作製・出版された過去の地図・絵図などの古地図を、インターネット上で検索、閲覧、分析することができる、WebGISベースでのポータルサイト「Japanese Old Maps Online」についても紹介しました。
日本の古地図を横断的に検索できるARC地図ポータルデータベース、誰もが簡単に現在の地図との重ね合わせを可能にするジオリファレンス・システム 日本版Map Warper、そして、それらの古地図をWebGISで表示・分析・公開するJapanese Old Maps Onlineなどの開発を行っています。

清華大学の王成教授は、明治・大正の「修養の時代」に合わせて、近代日本における『菜根譚』の受容について述べました。明治十年代から、社会での成功のために、精神の「修養」や人格の形成が大きくクローズ・アップされるようになり、日本社会の文化現象となりました。『菜根譚』は修養書として評価されており、江戸時代から読まれてきた『菜根譚』は、明治期には煩悶に苦しむ人々を慰め、心の安らぎを与える修養書として、翻刻だけでなく、注釈書も多数出版され、ベストセラー的なものだったと紹介しました。

清華大学、立命館大学をはじめ、大学や研究機関から多くの方々が参加し、活発な議論が行われました。

多様なテーマでの新しい研究成果が生まれることに期待

アート・リサーチセンター長細井浩一教授シンポジウムの最後に、アート・リサーチセンター長である細井浩一教授は、両大学がデジタル・ヒューマニティーズ研究に力を注ぐことで、デジタル技術の力を借りて、さらに多様なテーマで新しい国際共同研究のスタイルが生まれることを期待していると述べました。

シンポジウムに参加した仲谷総長は、「データベースやデジタルアーカイブを使って、多くの人が日本文化を研究していることに感銘を受けた」と述べ、これらのアーカイブから多くの新しい研究成果が生まれることに期待を寄せました。

シンポジウムの企画・運営を主導した西林孝浩教授は、講演者、参加者、関係者の皆様に感謝の意を表し、「人文学を出発点として、清華大学と立命館大学の研究交流がさらに深まり、デジタル人文学など他の分野にも広がっていくことを強く期待している」と述べました。

共同学術シンポジウムとして二回目の開催となった本シンポジウムは、清華大学と立命館大学の協力関係の強化につながり、双方の人文学とデジタル技術研究の進歩を示す有意義な機会となりました。

※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、本イベントはオンライン開催となりました。

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