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Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)

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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2023年2月 9日(木)

日時:2023年2月9日(木)13:00~17:00
場所:京都女子大学 B校舎
参加者:上田文、青木美保子

着物データベースのためのイメージデータ及びメタデータ採取方法の確立を目指し、京都女子大学生活造形学科が昭和期に裁縫教育に活用していた着物資料を用いて、実験的にデータ採取を行いました。
各資料の調書作成においては、属性項目の選定、計測項目、計測方法、撮影画像の構図等の検討を行い、今後の着物資料調査の指針を得ることができました。

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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2023年1月27日(金)

日時:2023年1月27日(金)14:00~16:00
場所:京都工芸繊維大学創立60周年記念館2階
参加者:並木誠士、青木美保子、上田文、鈴木桂子
「〈アレワ紡の時代〉を語る」というテーマで
深尾幸市氏(元アレワ紡副社長、現京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター共同研究員、前桃山学院教育大学客員教授)、井谷善惠氏(元アレワ紡滞在家族、現東京藝術大学グローバルサポートセンター特任教授)、中島正行氏(元アレワ紡Printing Section勤務、現大阪染工株式会社捺染工務部)の3名のお話を伺いました。中島氏撮影の「アレワ紡の思い出」(動画)の上映があり、休憩をはさんで会場からの質疑応答など活発な発言がありました。
雪の日でしたが68名の参加者があり会場を京都工芸繊維大学創立60周年記念館に移して盛会の内に開催することができました。
登壇者の皆さま、会場参加者の皆さまに感謝申し上げます。

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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2022年12月 7日(水)

2022年11月21日(月)午後2時30分~午後5時
場所:京都工芸繊維大学3号館
参加者:上田文、鈴木桂子

日本の経済協力で1965年にナイジェリアで生産を開始したアレワ紡績株式会社(アレワ・テキスタイルズ)に1980年から1983年まで副社長として勤務された深尾幸市様に、当時の資料を拝見しながらお話を伺いました。
共同研究メンバー以外の研究者としてJeremy Prestholdt 氏(カルフォルニア、サンディエゴ大学教授)と鈴木英明氏(国立民族学博物館准教授)が参加されました。

深尾様には長時間、貴重なお話を有り難うございました。
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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2022年11月 4日(金)

日時:11月4日(金)15:20~19:30 
場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館 SO405
主催:国際共同研究採択課題「新しい近代京都機械捺染史構築に向けて―
近代デザインと産業史をむすぶデジタル・アーカイブを一助として―」
共催:立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点
「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点(ARC-iJAC)」

 この度、アレクサンドラ・コビルスキ氏率いる「J-InnovaTech」研究プロジェクト・チームを迎え、本採択課題主催で国際ワークショップを開催しました。コビルスキ氏は、フランス国立科学研究センター(CNRS)所属の研究員であり、フランス国立社会科学高等研究院「中国・韓国・日本」研究所(CNRS/EHESS/Université de Paris)で日本研究センターの所長も務めておられます。現在、氏は、2018年にヨーロッパ研究評議会(ERC)スターティンググラント助成金を獲得した「J-InnovaTech ユリイカの向こうへ:日本の第一産業化(1800年-1885年)」プロジェクトを遂行されており、双方の研究者が19世紀京都の繊維産業の歴史の考え方について意見交換し、今後の研究協力について検討しました。

司会進行:鈴木桂子
発表者:Aleksandra Kobiljski, Mathieu Fauré, Dimitri Tatoyan, Harena Raveloarison, Aurore Patrolin, 木立雅朗, 杉浦未樹, 上田文, 山本真紗子, 加茂瑞穂, 鈴木桂子
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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2022年8月24日(水)

日時:2022年8月3日(水) 14:00~16:00
ご講演テーマ:GISデータベースの概要と活用方法
形式:オンライン
近代京都の景観復元に関するご研究や、近代京都をテーマとした各種のGISデータベース構築にかかわっておられる河角直美先生を講師としてお迎えし、今年度私たちの共同研究が関心をもっているGISデータベースの基本的な考え方や実例、活用方法等についてレクチャーしていただきました。現在アート・リサーチセンターで公開しているGISデータベースを事例に、どういったことが可能か、データベース構築にあたってどのような作業が必要なのかを簡潔にご教示いただいたあと、現在私たちが準備している近代京都の染織産業をテーマにしたGISデータベースの具体的な内容について議論・検討いたしました。大変有意義な時間でした。
河角先生にはご講演いただき有り難うございました。

司会進行:山本真紗子

参加者:上田文、青木美保子、鈴木桂子、杉浦未樹

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2022年3月22日(火)

石田千尋先生(鶴見大学文学部文化財学科 教授)を講師としてお招きして第4回オンライン勉強会を行いました。

日時:2022年3月7日(月) 14:00~17:00
ご講演タイトル:「日蘭交渉史における反物切本帳をめぐって」
形式:オンライン
近世の日蘭交渉史研究を専門とする石田千尋先生に、オランダ船や中国船を通して長崎にわたった染織品について、反物切本帳を中心にご講演いただきました。史料との出会いと、日蘭双方の史料のなかに位置付けられていくなかでの工夫、近年の切本帳に貼られた裂の文化財アーカイブ化について述べていただきました。また、あらかじめご論考を読み質問したものに答える形で、切本帳にみられるインド更紗やヨーロッパ更紗の特徴、合成染料の開始時期、など本プロジェクトに関連する多岐にわたる論点をお話いただきました。大変有意義な時間でした。
石田先生には長時間にわたり有り難うございました。

司会進行:杉浦未樹

参加者:上田 文、並木誠士、鈴木桂子、青木美保子、山本真紗子

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2022年1月17日(月)

高橋晴子先生(国立民族学博物館 超域フィールド科学研究部 外来研究員)を講師としてお招きして第3回勉強会を行いました。

日時:2022年1月16日(日) 14:00~16:00
ご講演タイトル:「服装・身装文化デジタルアーカイブの現在:衣服・アクセサリー標本DBを中心に」
形式:オンライン
高橋先生が代表を努めておられるMCD(民博コスチュームデータベース)プロジェクトが構築・運用している身装(身体と装い)文化に関する4本のデータベースについてご講演いただきました。

司会進行:鈴木桂子
参加者:上田 文、並木誠士、青木美保子、杉浦未樹、加茂瑞穂、山本真紗子

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2021年8月31日(火)

文化学園大学の先生方を講師としてお招きし、同大学の「BFRI研究・教育資源アーカイブの構築について」ご講演いただきました。
詳細は以下の通りです。
日時:2021年8月30日 14:00~15:30
形式:オンライン(発信場所:文化学園大学)

「BFRI研究・教育資源アーカイブの構築について」のプログラム
① 和装文化研究所の概要とこれまでの仕事・・・文化学園大学 和装文化研究所 所長・教授 近藤尚子氏
② BFRI研究・教育資源アーカイブについて・・・同大学 中村弥生先生
③ 質疑応答(同大学の田中直人先生・金井光代先生・関口光子先生もご参加くださいました。)

司会進行:鈴木桂子
参加者:上田 文、並木誠士、青木美保子、杉浦未樹、加茂瑞穂

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2021年8月 7日(土)

一般社団法人昭和きもの愛好会の方をお招きし、同会の活動内容および資料情報の記録方法とアーカイブについて、ご講演と実演をしていただきました。詳細は以下の通りです。

日時:2021年8月7日(土)15:00~16:30

形式:オンラインイベント(発信場所:京都女子大学)
講師が、京都女子大学にて講演と実演を行い、それを配信する形式で勉強会を行いました。

講師:一般社団法人昭和きもの愛好会 代表理事 松前章子氏
一般社団法人昭和きもの愛好会 学芸員 岡本理趣氏

司会進行:青木美保子

参加者:上田 文、鈴木桂子、杉浦未樹、山本真紗子、加茂瑞穂

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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2021年6月22日(火)

5月26日(水)開催の、第85回国際ARCセミナーで、立命館大学文学部 助教 佐藤 弘隆先生より、「長江家旧蔵資料の再整理と今後の展望」についてご発表があり、その中で、本研究課題の研究活動とその成果についてもご紹介いただきました。
(参照:https://www.arc.ritsumei.ac.jp/j/news/pc/008028.html)

本研究課題は、2017年度より、長江家旧蔵資料の再整理、中でも染織関連資料の再調査に協力してきました。2017年度の調査では昭和初期のきものの肉筆下絵が見つかり、その後、修復・データベース化されましたが、最近、その中の鶴の下絵にかなり近いデザインの幼児のきものが発見されました。
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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2021年5月14日(金)

京都工芸繊維大学美術工芸資料館にて本共同研究メンバーが中心となり、展覧会を開催します。
会期:2021年5月17日~6月26日 2021年6月21日~7月10日(※新会期)
場所:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
休館日:日曜・祝日
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展覧会チラシ 2021Flyer.pdf 

5月17日(月)からの開催を予定していましたが、緊急事態宣言延長のため会期が変更となりました。
必ずホームページで開館状況をご確認ください。
京都工芸繊維大学美術工芸資料館HP

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2020年12月23日(水)

京都市内にある西村庄治商店が所蔵する西陣織の裂帖と肉筆の図案帳10冊をデジタル化しました。
西村庄治商店は、西陣織を中心とした生地問屋として文政11年(1828)に創業しました。
撮影した裂帖にはさまざまな生地が貼り込まれており、カタログのような形で顧客との商談に使用されていたようです。

所蔵者である西村庄治商店様には、調査・研究に大変ご協力いただきました。
デジタル化が完了しましたので、今後共同研究グループでさらなる調査研究を進めていきたいと思います。

西村庄治商店ホームページ

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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2020年11月13日(金)

日時:2020年11月11日(水)14:00~16:30
場所:京都工芸繊維大学3号館
参加者:上田

新型コロナの影響で春から中断していた作業を再開しました。
大阪染工の技術者でアレワ・テキスタイルで長年にわたって勤務されていた中島正行氏に来ていただき、昨年度に作成した「アレワ紡績株式会社(アレワ・テキスタイルズ)生地資料」データの内容について確認して頂きました。
実際の生地資料を見ながら染色技法、生産地、製造会社についてご教示を頂きました。お忙しいなか、専門技術についてのご教示を有難うございました。
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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2020年5月 1日(金)

本研究課題では、近代京都を起点として染色産業がどのように国内外へ展開されてきたのか、あるいは影響を受けてきたのかを染色技術やデザインを通じて明らかにする。そのために、学術資料として俎上に上がっていない近代染織史に関連する資料の整理・蓄積を進め、伝統的地場産業と位置付けられてきた京都の染織が実はグローバルな展開―近代以降の西洋技術・デザインの導入だけではなく、戦前から始まるアジア・アフリカへの製品輸出・海外事業展開も含む―をしてきたことを明らかにする。また、研究対象となる染色資料を整理してデータベース構築を進め、近代染織史研究者が研究利用し易いデータベースのあり方について工夫・検討する。更に、当該データベースを活用して染織資料の情報を一元化することを目指す。染色産業の国内外への展開については、特にアフリカンプリント、バティック、ヨーロッパでの機械捺染等の基礎調査とデジタル化を進める。

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2019年9月14日(土)

2019年9月14日に展覧会「図案家の登場―近代京都と染織図案III」の関連シンポジウム「近代京都と図案家」を京都工芸繊維大学において開催しました。プロジェクトから上田・加茂が登壇しました。
詳細はこちら

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2019年8月26日(月)

プロジェクトの研究成果報告の一環として、展覧会を京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催します。
会期:2019年8月26日~10月6日
時間:10時~17時
会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階(第1展示室・第2展示室)
入館料:無料
詳細はこちら

[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2019年7月30日(火)

2019年7月29日(月)午後2時~午後4時半(青木、上田、鈴木、加茂)
小幅の機械捺染を行っている株式会社東洋捺染(京都市下京区)にてお話を伺い、捺染の工程・ロールを見学させて頂きました。
代表取締役社長・川島章弘様、染色事業部部長・熊屋博友様、染色事業部誂染課・松居孝司様、社員の皆さま、長時間にわたり貴重なお話をありがとうございました。
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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2019年6月24日(月)

2019年6月24日(月)午後1時半~午後4時半(青木、上田)

 機械捺染の広巾銅ロールの彫刻を行っている明向製版株式会社(向日市)にてお話を伺い、製版作業を見学させて頂きました。
 代表取締役・向平満夫様、専務取締役・野村信夫様、製版部主任・林田智弘様、社員の皆さま、長時間にわたり貴重なお話を有難うございました。

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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2019年6月22日(土)

6月20日(木)午後1時30分~午後5時(鈴木、加茂、上田)
6月21日(金)午前10時~午後3時(鈴木、上田)
場所:京都工芸繊維大学 3号館
日本からの資金提供で1960年代にナイジェリアに設立されたアレワ紡績株式会社(アレワ・テキスタイルズ)の生地資料を調査しました。両日とも京都工芸繊維大学大学院生の酒井公子さんにお手伝いして頂きました。
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[Research of Kyoto-based Global Development of Printing Techniques and Designs(京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究)]
2019年1月21日(月)

日時:2019年1月21日 14:30~16:30
場所:山陽染工株式会社(広島県福山市)
参加者:鈴木、山本、上田

1990年代初めまで生産されていたアフリカ向けインディゴ・リアル・ワックス・プリントについてのお話を伺い、見本裂や資料を拝見しました。
山陽染工株式会社の経営管理本部・戸板一平様、生産部・畑田治彦様、お忙しいところ長時間ありがとうございました。

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