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2024年3月23日 第13回 「知識・芸術・文化情報学研究会」が開催されました2024年4月 8日(月)
2024年3月23日(土)、知識・芸術・文化情報学研究会主催の第13回 「知識・芸術・文化情報学研究会」が、アート・ドキュメンテーション学会関西地区部会・情報知識学会関西部会共催、立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」協力のもと開催されました。
またこの会は、ARC-iJACの若手研究者カンファレンスとして位置付けられています。
「知識・芸術・文化情報学研究会」詳細:
昨今のデジタル・情報環境の急速な進展とともに、学術分野にも「情報」や「デジタル」を意識した分野横断型の研究が多く見受けられるようになってきました。大学の教育・研究活動においても、この傾向は強まっており、これに関連する教育プログラムやコースの活動が充実しています。
時代に即した新しい研究テーマのもと、このような課程で学ぶ学部生・大学院生や若手研究者が学術的な交流をする機会へのニーズはますます大きくなっています。
そのため、芸術・文化、およびその他の関連する分野の情報・知識研究に興味のある大学院生および若手研究者を主に意識し、発表・交流のための場として「知識・芸術・文化情報学研究会」を2011年度に発足させました。
本会は、異分野の人的交流を通じて、参加者相互が新たな研究テーマや方法を発見できる場と位置づけており、学会発表とはひと味違う萌芽的・冒険的な発表も歓迎します。開催日:2024年3月23日(土)13:00開始
実施方法:ハイブリッド開催
会場:立命館大学 大阪梅田キャンパス(大阪梅田駅前)、〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル5階 (https://www.ritsumei.ac.jp/osakaumedacampus/access/)
オンライン:Zoom使用主催:知識・芸術・文化情報学研究会
世話役〔五十音順〕:赤間亮(立命館大学)、阪田真己子(同志社大学)、田窪直規(近畿大学)、村川猛彦(和歌山大学)
共催:情報知識学会関西部会、アート・ドキュメンテーション学会関西地区部会
協力:立命館大学アート・リサーチセンター
文部科学省 国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」
プログラム: →発表要旨 13:00 開会挨拶 13:05 発表1
「役者評判記の形態素解析における現状と課題―評判記を用いた歌舞伎用形態素解析辞書の構築を目指して」
戸塚 史織(立命館大学大学院文学研究科文化情報学専修)13:30 発表2
「近代歌舞伎の淀君表象研究におけるデジタルアーカイブの活用」
嶋津 麻穂(立命館大学大学院先端総合学術研究科)13:55 発表3(オンライン発表)
「ARC翻刻支援システムによる非母語話者との協働翻刻:17世紀以降の禅画を中心に」
中村 充孝(ハワイ大学マノア校図書館)14:20 休憩 14:35 発表4
「花押画像検索システムにおける近似最近傍探索を用いた検索機能の開発」
北國 智己(和歌山大学)15:00 発表5
「プログラミング学習支援システムにおける記録の分析」
田岡 健斗(和歌山大学)15:25 発表6
「大規模言語モデルを用いたC言語頻出パターンの生成」
森下 皓太(和歌山大学)15:50 休憩 16:05 発表7
「美術科の学習目標におけるキーワードの分類:中学校を対象として」
畔田 暁子(八洲学園大学)16:30 発表8
「城郭石垣データベースの構築について―史跡備中松山城跡石垣を例にした総合石垣データベース群の構築―」
東條 嵩生(立命館大学)16:55 発表9
「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)におけるアクセス制限の現状と改善方策について」
長塚 隆(鶴見大学)17:20 閉会挨拶 18:00 懇親会