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【募集は終了いたしました】立命館大学NEXT フェローシップ・プログラム生募集!
2021年5月24日(月)

2021年度 立命館大学NEXTフェローシップ・プログラム
「アート・リサーチセンター フェローシップ生」 募集要項

1.「立命館大学NEXTフェローシップ・プログラム」の概要
 立命館大学では、学園ビジョン「R2030チャレンジ・デザイン」において、「新たな価値を創造する次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を本学が将来あるべき姿として掲げ、深い専門性に加えて学際的な視点と社会実装能力をもった高度専門人財を組織的に育成・輩出することを目指します。その一環として2021年度より実施する「立命館大学NEXT (New Educational Xross-Training)フェローシップ・プログラム」では、優秀で意欲のある博士課程後期課程学生に対して、研究専念支援金・研究費の支給と学際的で先端的な研究に専念できる環境を提供することにより、後期課程修了時までに高度専門人財としての資質を獲得することを支援します。
 本プログラムは、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の採択を受けて大学院キャリアパス推進室*が2021年度より実施・運営するものであり、学内の研究所、センターもしくはプロジェクト研究拠点が育成拠点として「立命館大学NEXT フェローシップ・プログラム生」(以下、フェローシップ生)を受け入れ、育成します。
 *大学院の入試、教学、キャリア・奨学金支援制度の有機的連携を行いながら、大学院生のキャリアパスを支援するための組織 http://www.ritsumei.ac.jp/ru_gr/g-career/

 この度、アート・リサーチセンターが2021年度NEXTフェローシップ育成拠点に採択されましたので、以下の要領でフェローシップ生を募集します。

2.「フェローシップ生」とは
 フェローシップ生は、博士課程後期課程の3年間を通じて、育成拠点の学際的研究プロジェクトにおいて、多様な分野の研究者や地域社会・産業界の人材と協働しながら研究に従事することで、自らの専門性を深めながら複眼的視点を獲得することを目指します。また、育成拠点が連携する社会・地域・企業等との共同研究プロジェクトを通じ、社会課題や地域課題の解決に専門知を応用する技法を学ぶことで、高度専門人財に必要な学際的視点と社会実装能力の涵養を図ります。


3.募集内容

名称 立命館大学NEXT フェローシップ・プログラム生
募集人数 1名
所属 アート・リサーチセンター
採用期間 2021年4月1日~2024年3月31日(3年間)
応募資格 2021年度に本学に在学するで、以下(1)(2)の要件をいずれも満たす者。
ただし、文部科学省国費留学生、外国政府奨学金受給者、日本学術振興会特別研究員、併給不可の奨学金受給者を除く。
(1)
 ・博士課程後期課程の第1年次相当に在学する者
 ・一貫制博士課程の博士課程第3年次相当に在学する者
  出願時までに「プロジェクト予備演習Ⅲ」の単位を修得ずみであること。
 ・4年制博士課程の第2年次相当に在学する者
  ただし、社会人の入学者(学校基本調査における「博士課程入学者」のうち「社会人」として扱われている者)は除く。
(2)2021年4月1日現在、30歳未満であること。
 ただし、出産・育児等ライフイベントを経た者については、個別の事情に応じ、1~2年程度、上記の年齢要件について配慮する。
研究プロジェクト ●「『ゼロ世代』WEBコンテンツ保存プロジェクト」
 本プロジェクトは、受入予定教員を研究代表者とし、2019年度より院生メンバーたちと本拠点の拠点形成支援プログラムとして活動している。インターネットの個人利用が急速に普及した1990年代末から2010年頃に、WEB上の投稿サイトや個人サイトで制作/配布されたゲーム・動画・小説などのユーザー生成コンテンツ(CGM = Consumer Generated Media) を研究対象とし、それらを収集してデジタル・アーカイブを構築するとともに、そのデジタル・アーカイブの学術的活用方法を研究することを目的とする。
 情報理工学部の研究チームとの文理融合型コロボ・プロジェクトや、研究対象を日本国内から韓国、中国など東アジア諸国へと拡大するなど研究活動は多角的な展開を続けるデジタル・ヒューマニティーズ型プロジェクトである。

●育成目的:
 本拠点は、文化研究と情報技術研究の二つの素養や能力がクロスするクロスメジャー型次世代研究者の育成を目的とし、設備提供と技術的指導を含めて研究活動の基盤形成を支援するとともに、年2回の研究成果報告会および国際セミナーや国際シンポジウムでの発表、さらに本拠点の学術ジャーナルでの論文公刊を通じて研究業績を積み上げることで、クロスメジャー型研究の分野で博士学位の取得する高度専門人財育成を支援する。
フェローシップ生の役割  「ゼロ世代」WEBコンテンツに関する専門的知識を有するフェローシップ生は、本プロジェクトに共同研究メンバーとして参画し、「ゼロ世代」WEBコンテンツの特定ジャンルを担当して共同研究を進めるとともに、上述の本拠点の育成目的と育成方法に従って研究実践力を獲得し、デジタル・ヒューマニティーズ型研究の発展への貢献を目指す。
義務 ①標準修業年限内に修了すること。
②育成拠点の研究プロジェクトに積極的に参加し研究業績を創出すること。
③育成拠点やコーディネーターが指定する研修企画(キャリア形成関連を含む)等に積極的に参加すること。
④研究倫理教育を受講し、誓約書を提出すること。
⑤以下の書類を定められた期日までに提出すること。
  a.年度当初の研究計画書
  b.研究業績報告書
  c.半期の研究進捗状況報告書
  d.年度末の研究業績報告書
⑥年度末の継続審査(大学院キャリアパス推進室実施)を受審すること。
支援金・研究費 ①研究専念支援金 月額180,000円(年額216万円)(課税対象)*1
②研究費     年額34万円(上限)*2
その他 他の学生の模範となるとともに、他の学生に対する学習支援・研究支援に積極的に関与すること。

 *1 4月~7月分をまとめて7月に、8月以降は2か月ごと、奇数月に支払う。
 *2 領収書・請求書等により、実費精算を行う。

4.応募手続
 応募書類を提出してください。
 応募期間:2021年5月19日(水)~2021年5月24日(月)
 提出方法/応募書類提出先(問い合わせ先):
  アート・リサーチセンター事務局 担当:村井・中村
  〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
  TEL : 075-465-8476(ext.511-2402)
  FAX : 075-465-8245(ext.511-2544)
  E-mail : kmurai-a (at) arc.ritsumei.ac.jp  (at を @に変えてください)
 ※応募書類等の提出物は審査のみに利用する。なお、提出物の返却はしない。
 ※応募書類等より取得した個人情報は、審査の利用目的以外には利用しない。

5.審査
(1)方法
 アート・リサーチセンターにおいて、以下の観点に基づき、総合的に審査(必要に応じて面接を実施)を行い、「NEXTフェローシップ審査委員会」で審議の上、大学院キャリアパス推進室長が決定します。
 「NEXTフェローシップ審査委員会」は、大学院キャリアパス推進室のもとに置く審査委員会であり、教学部副部長、研究部副部長、キャリアセンター副部長により構成する。

(2)観点
 ①研究遂行能力(拠点の研究プロジェクトに従事可能で、優れた研究能力を備えているか)
 ②応募者が従事する研究プロジェクトと応募者の研究計画との整合性
 ③応募者のキャリアニーズと育成拠点におけるキャリア開発方針の整合性

(3)結果発表  2021年6月18日(金)(予定) *応募者に文書で通知します。