研究プロジェクト - 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点
[書込]
ARC Week 2015に参加しました。
*研究課題『デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用』ワークショップ
日時:2015年7月28日・29日
場所:立命館大学アート・リサーチセンター
参加者:青木(京都女子大学)、鈴木・山本(立命館大学)
文部科学省 共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」のARC Week 2015に参加しました。
[第1部]祇園祭デジタルミュージアム展2015(7月22日(水)~24日(金)・京都文化博物館 別館ホール)では、ポスターセッションに参加。これまでの活動について報告しました。また、2014年度に調査した薗部染工の「墨流し染」についてまとめた動画『墨流し染』を上映しました。
[第3部]WORKSHOP期間には、「研究課題『デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用』ワークショップ」を開催いたしました。
初日の午前中は共同研究拠点と研究課題『デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用』プロジェクトの紹介。初日午後から2日目にかけて、アート・リサーチセンター所蔵の資料調査を行いました。
資料調査にあたっては、共立女子大学・教授 長崎巌先生を講師として招聘。共立女子大学家政学部染織文化研究室の院生3名に調査に御協力いただきました。そのほか、プロジェクトからは青木(京都女子大学)、鈴木・山本(立命館大学)が、立命館大学からは研究員髙須・院生2名が参加しました。
ワークショップにご参加いただいた皆様、調査に御協力いただきました皆様、まことにありがとうございました。
糸・布・衣の循環史研究会(代表者:杉浦未樹(法政大学教授)(「18 ~20世紀の糸・布・衣の廉価化をめぐる世界史」(科研基盤研究B)による)との研究交流を行いました。
*アーカイブ化に向けた大同マルタ関係資料研究会
日時:2015年8月4日14:00~17:00
場所:京都工芸繊維大学3号館
参加者:青木(京都女子大学)、上田(京都工芸繊維大学 美術工芸資料館)、鈴木・山本(立命館大学)
大同マルタ染工株式会社で長年技術士として機械捺染の技術指導を行ってこられた大同マルタ会役員・吉岡悠氏を講師として招聘。京都工芸繊維大学に寄託された大同マルタ染工資料を閲覧しながら、製品・プリント見本品の特徴や、1960~70年代のアフリカ輸出の状況についてお話をうかがいました。参加者は以下の通りです。
(順不同・敬称略)
井上直子、杉浦未樹、角田奈歩、高須奈津子
Giorgio Riello、Renate Pieper、Beverly Lemire、Jeremy Prestholdt、Salvatore Ciriacono、Ellan Spero、小林和夫、Kate Frederick
*立命館大学アート・リサーチセンター&資料見学会
日時:2015年8月5日10:00~12:00
場所:立命館大学アート・リサーチセンター
参加者:鈴木・山本(立命館大学)
立命館大学アート・リサーチセンターの活動や、センター所蔵の近代染織に関する資料の閲覧、センターの見学を行いました。また、相互のプロジェクトの情報交換や、共有しうる論点についての議論を行いました。
参加者は以下の通りです。
(順不同・敬称略)
井上直子、杉浦未樹、角田奈歩、
Michael North、Jeremy Prestholdt、Ellan Spero、他一名。
定例ミーティングを開催しました.
日時:2015年7月27日(月) 15時00分~17時30分
場所:立命館大学アート・リサーチセンター
参加者:竹中,永井(竹笹堂),金子,谷口(立命館大),南川(京都府立医大)
ゲスト参加:安藤(奈良大学)
(1) 予算執行状況
(2) 結果報告
(3) 意見交換、その他
以上
光学顕微鏡で見る浮世絵の世界(技術実習)
と題して,ワークショップを開催しました.
当日は,アートリサーチセンター所有の実体顕微鏡を用いて,顕微鏡の使い方実習および,和紙,版木,浮世絵などの観察を行いました.
日時:2015年7月27日(月) 14時00分~15時
場所:立命館大学アート・リサーチセンター
主催:「浮世絵技法の復元的研究のための光計測・画像解析基盤技術の創出」プロジェクト
(1) 実体顕微鏡の使い方
(2) 和紙,版木,浮世絵の観察
(3) 意見交換,その他
以上
文部科学省 共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」国際シンポジウムにて,我々の研究成果についてポスター発表を行いました.
タイトル:浮世絵技法の復元的研究のための光計測・画像解析基盤技術の創出
年月日:2015年7月25日(土)
会場:立命館大学 アート・リサーチセンター
以上
7月22日(水)〜7月24日(金)に開催された「祇園祭デジタル・ミュージアム展2015」
に我々の研究成果についてのポスター展示をしました.
タイトル:浮世絵技法の復元的研究のための光計測・画像解析基盤技術の創出
年月日:2015年7月22日(水)〜24日(金)
会場:京都文化博物館 別館ホール
以上
代表者:立命館大学・非常勤講師 竹内 千代子
京都東山の芭蕉堂で毎年のごとく発刊された『花供養』を全冊に渡って翻刻し、近世後期の京都及び全国の俳諧の実態を明らかにする。同資料は、近世後期のおよそ100年間、作者はおよそ全国に及ぶため、近世後期の日本、特に京都の俳諧史資料として有効である。このため、これによって江戸時代の俳諧と近代俳句との連続性あるいは非連続性の検証を行う事を目的とする。
2014年度当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2014年
9月12日 2014年度共同研究プロジェクトに採択決定。
9月27日 キックオフシンポジウム「2014年度共同研究プロジェクト紹介」(参加者:井川繭子(松竹大谷図書館)、青山いずみ(立命館大学))
10月上旬 演劇上演記録の考証作業を行う担当者2名を決定。
《上演記録考証作業風景(於松竹大谷図書館)》
10月15日 新宿コマ劇場の上演記録考証作業開始。(於松竹大谷図書館事務所内)
10月21日 松竹大谷図書館所蔵義太夫正本検索・閲覧システムを公開。(立命館大学アート・リサーチセンターとの提携関連事業として)
11月25日 新派公演の上演記録考証作業開始。(於松竹大谷図書館事務所内)
2015年
2月12日 新宿コマ劇場の上演記録考証作業終了。梅田コマ劇場の上演記録考証作業開始。(於松竹大谷図書館事務所内)
3月2日 全体カンファレンス「2014年度共同研究成果発表」(参加者:武藤祥子・井川繭子(松竹大谷図書館)、倉橋正恵先生・青山いずみ(立命館大学))
《2014年度全体カンファレンスで発表(於立命館大学ARC)》
3月11日 新派公演の上演記録考証作業終了。京都座の上演記録考証作業開始。(於松竹大谷図書館事務所内)
3月26日 2015年度共同研究申請が採択され、来年度もプロジェクトの継続が決定。
3月31日 京都座の上演記録考証作業終了。浅草松竹座の上演記録考証作業開始。(於松竹大谷図書館事務所内)
以上。