研究プロジェクト - 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点
[書込]
墨流し染の流れを汲む「マドレー染」をおこなっていた日比野家が所蔵する資料の撮影と聞き取り調査をおこないました。
場所:京都市中京区 株式会社マドレー
日時:2014年11月4日
参加者:青木、鈴木、山本、加茂
内容
《静止画による記録》
・染見本
・マドレー染のインテリア雑貨(照明)
・服飾雑貨(鞄、スカーフ、風呂敷、ハンカチ)
・マドレー染の着物
着物だけではなく、スカーフや風呂敷など服飾雑貨へもマドレー染が使用されていました。
また、数多くの染見本を見せていただき、実験をしながら新たなデザインを生みだそうとしていた様子がうかがえました。
調査にご協力いただきました日比野淳平様、井上拓馬様に御礼申し上げます。
ミーティングを開催しました。
日時:2014年11月4日(火)
場所:京都女子大学 青木研究室
参加者:青木(京都女子大学)、鈴木、山本、加茂(立命館大学)
(1)調査データの整理
(2)拠点の環境について
(3)聞き取り調査の計画・予定
(4)予算配分について
下記の通りGloPAC第3回プロジェクトミーティングを実施しました。
日時:2014年10月30日(金) 13時~15時半
場所:ARC、会議室2
参加者:Monica Bethe、永井
議題:「船弁慶」に関するコンテンツの実現に向けた具体的な話し合い
まとめ:「船弁慶」のコンテンツに人を誘導するため、現状のWEBページの機能とデザインを見直す必要が出てきました。
次回までに、現在のWEBページのフローチャートを作成します。
ARCプロジェクト採択後第1回の定例ミーティングを開催しました.
日時:2014年11月19日(水) 17時~20時
場所:竹笹堂
参加者:竹中,永井(竹笹堂),金子,谷口(立命館大),南川(京都府立医大)
(1) ARCシンポジウム報告
(2) 今年度の研究方針
(3) 予算について
(4) 意見交換、その他
以上
以下の通りGloPAC第2回プロジェクトミーティングを実施しました。
2014年10月16日(金)13時~15時半
場所:京都.アート・リサーチセンター会議室2
参加者:Monica Bethe、永井
本日は、JPARCの能楽に関するページに掲載する、
新しいコンテンツの内容について話し合いました。
現状、日本の伝統芸能について、概要を知ることができる英語のWEBページはいくつか存在しています。
Glopacでは「利用者がその芸能をより深く知るためには、どのような情報の提供の仕方ができるのか。」
という問題意識を持っています。
議題:
(1)対象とする利用者について
(2)目的
(3)流れ
JPARC上で、信光の「船弁慶」について取り上げることが決定しました。
次回は具体的な内容を話し合います。
以上です。
独自の墨流し染を開発した薗部染工への聞き取り調査と資料撮影をおこないました。
場所:京都市右京区 薗部染工
日時:2014年10月14日
参加者:青木、山本、加茂
内容:
《動画による記録》
・墨流しの作業
・防染シートを利用した染分け
・墨流し染の技法を利用したスカーフの染色
《静止画による記録》
・染見本の撮影
《音声、静止画による記録》
・染見本をもとにした染色技法に関する聞き取り調査
布地が一瞬にして染色される様子や染色に至るまでの職人さんの繊細な技術を記録することができました。
また、新たなデザインを創案するまで試行錯誤していた様子を所蔵される染見本からも垣間見ることができました。
ご協力いただきました薗部染工の関係者の方々に御礼申し上げます。
以下の通り第1回プロジェクトミーティングを実施しました。
日時:2014年10月2日(金)13時~15時半
場所:京都.アート・リサーチセンター会議室2
参加者:Katherine Saltzman-Li (University of California at Santa Barbara),Monica Bethe(中世日本研究所)
赤間亮(立命館),永井(立命館 プロジェクトアシスタント)
主な内容は以下の通りです。
・JPARC (GloPACが運営する日本の舞台芸術専門のサイト)の掲載内容について
・今後の進め方について
・歌舞伎ページの演目選び
京都とカルフォルニアを繋ぐ為に、スカイプを使用しました。
以上です。
代表者:Associate Professor, University of California at Santa Barbara Katherine SALTZMAN-LI
As members of the Global Performing Arts Consortium (GloPAC), we propose four projects for developing the Global Performing Arts website, database (GloPAD) and Japan Resource Center (JPARC), each with short-term (six months) and long-term objectives. The projects are: 1) Performance History of Kabuki Plays through Print Images; 2) Nobumitsu Research Portal; 3) Online Research Exchange and Repository for GloPAC Scholarship; and 4) Interactive Noh Costume Project. Each project is designed to explore different possibilities that can be realized through the combined goals, efforts, and skills of the GloPAC and ARC teams. The proposal includes development of exhibition-type sites, interactive sites, and online conferencing and publishing on GloPAC. As a result of the development of the four new projects, we also anticipate general improvements to the GloPAC site.
代表者:Asst. Professor, Dept. of Art History, Univ. of Chicago Chelsea FOXWELL
Digital Scrolling Paintings Projectは 教育と研究をサポートする東アジア絵巻物・画巻のデジタルデータベースである。このインタラクティブなサイトは世界どこでも絵巻をよりアクセスしやすくす るうえに、アニメーションやズームを使用し、出版された写真とスライドでは味わえない視聴体験を与える。この公開サイトにはボストン美術館、シカゴ美術館、北京の故宮博物院、メトロポリタン美術館などさまざまな美術館に所蔵されている絵巻や画巻(70点以上)を含んでおり、日本の美術教授にも愛用されて いるが、残念ながらサイトに公開されている日本の絵巻物の数は少ない。私たちはARCの研究者と共に、京都地域にある中世・近世日本の絵巻を見通し、広 く、研究と教育に適した作品を見分け、このサイトに追加できるような高解像度の画像を得ようとする。また、英語の説明、注釈、そして現在の研究に基づいた 書誌の参照を追加する予定である。