2018年度下半期の当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2018年
10月6日 日米大学間ライブディスカッションin東京「戦後直後の歌舞伎検閲を通して文化について考える」会場:東京「京都アカデミアフォーラムin丸の内」
<参加者:武藤祥子・井川繭子(松竹大谷図書館)>
《GHQ検閲関連資料"Stanley Kaizawa Collection"検索サイト》
10月30日 「米国による対日文化政策に関するハワイ大学占領期資料の調査研究」研究チーム来館。GHQ検閲資料についての資料調査及び情報交換
<参加者:小泉真理子先生(京都精華大学)、上條由紀子先生(慶応大学)、武藤祥子・飯塚美砂(松竹大谷図書館)>
11月10日~12月9日 藤澤浮世絵館企画展「松竹大谷図書館所蔵3D浮世絵歌舞伎組上燈籠の世界」
《藤澤浮世絵館企画展チラシ》
11月23日 藤澤浮世絵館講座「演劇・映画の専門図書館 松竹大谷図書館の活動と所蔵資料」
<講師:武藤祥子、参加者:井川繭子>
《浮世絵館講座の会場風景》
2019年
1月31日 活動内容及び以下の議題について打ち合わせ(於松竹大谷図書館事務所内)
(1) 「新派上演年表」の一般公開について
(2) 「組上燈籠絵検索閲覧システム」への画像追加について
(3) 「竹本床本検索閲覧システム(仮)」の構築について
<参加者:赤間亮先生、武藤祥子・井川繭子(松竹大谷図書館)>
デジタル歌舞伎博物館内「新派上演年表」一般公開を開始
2月23日 2018年度共同研究プロジェクト成果発表会
<発表者:井川繭子(松竹大谷図書館)、参加者:赤間亮先生、倉橋正恵先生、山路正憲研究員、武藤祥子(松竹大谷図書館)>
3月13日 劇場名の変遷の考証作業 2018年度進捗状況
東京・京都・大阪の各劇場データ622件を入力。
3月29日 各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業 2018年度進捗状況
1990年より1994年まで舞踊会プログラムによる考証作業終了。
以上
2018年度上半期の当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2018年
4月6日 各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業継続[作業開始:2015年度(4月14日)]
考証作業を継続している各劇場の舞踊会興行について、舞踊会プログラムを参照して上演記録を作成。2018年度は1990年より考証作業を開始。舞踊会プログラムの所蔵目録も併せて作成する。
《昭和20年より開始した舞踊会プログラムの考証作業もいよいよ平成の時代に入った》
《平成期は受け入れ冊数が増加傾向にある。平成4年は152冊、合本にして9冊分にもなる》
7月25日 劇場名の変遷の考証作業開始(於松竹大谷図書館事務所内)
演劇上演記録の考証作業の入力支援表である劇場名の一覧表をさらに発展させ、東京・大阪・京都の演劇の劇場について、その変遷を記録するデータベースを作成する。
《参考資料一例:京都の劇場の場合》
《参考資料一例:東京の劇場の場合》
以上
2017年度下半期の当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2017年
10月2日 「松竹大谷図書館所蔵・芝居番付検索閲覧システム」に2343件のデータを追加公開、これで全点5593件のうち著作権保護期間が終了した5588件の公開が完了(システムの初公開は2016年1月15日)
松竹大谷図書館の番付は、「ARC番付ポータルデータベース」からも、他の所蔵機関と共に検索閲覧が可能
10月5日 紀伊國屋ホールの上演記録考証作業開始(於松竹大谷図書館事務所内)
紀伊國屋ホールの上演記録は、劇場プログラムの他、『演劇年鑑』や各種演劇雑誌、刊行されている各劇団史などを参照して考証を行った。
《紀伊國屋ホールのプログラムが並ぶ書架》
《プログラムは1年毎に綴じて保存されている》
10月6日 各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業継続[作業開始:2015年度(4月14日)]
考証作業を継続している各劇場の舞踊会興行について、舞踊会プログラムを参照して上演記録を作成。2017年度下半期は1986年より考証作業を開始。舞踊会プログラムの所蔵目録も併せて作成する。
《舞踊会プログラムとは、全国各地で上演された日本舞踊及び邦楽の会の公演プログラムのこと。上演年月日順に整理し合本して保存している》
《合本の中には大きさやデザインも様々なプログラムが入っている》
10月20日 「松竹大谷図書館所蔵・組上燈籠絵検索閲覧システム」を公開(組上燈籠絵161枚を公開)
松竹大谷図書館の組上燈籠絵は、ARCの「組上絵データベース」「浮世絵ポータルデータベース」からも、他の所蔵機関と共に検索閲覧が可能
11月27日 活動内容及び以下の議題について打ち合わせ(於松竹大谷図書館事務所内)
(1)「新派上演記録データベースの構築について」
(2)「組上燈籠絵データベースのデータチェックについて」
<参加者:赤間亮先生、武藤祥子・井川繭子(松竹大谷図書館)>
2018年
2月27日 文化庁美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業「映画におけるデジタル保存・活用に関する調査研究」デジタル映画の保存と活用に関する技術セミナー(2017年度)セミナー2:映画関連資料のデジタル化に関するセミナー「事例紹介:『資料デジタル化の事例~松竹大谷図書館~』」東京国立近代美術館フィルムセンター小ホール
<発表者:武藤祥子(松竹大谷図書館)、参加者:井川繭子(松竹大谷図書館)>
3月5日 紀伊國屋ホールの上演記録考証作業 2017年度進捗状況
1964年より2002年まで劇場プログラムによる考証作業終了。
1971年より2002年まで『演劇年鑑』による考証作業終了。
3月23日 各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業 2017年度進捗状況
1982年より1989年まで舞踊会プログラムによる考証作業終了。
デジタル歌舞伎博物館内「新派上演年表」管理者限定公開を開始
以上
2017年度上半期活動報告
[演劇上演記録データベースを活用した、演劇資料画像検索閲覧システムの構築に関る研究]
※本プロジェクトは2016年度「演劇上演記録のデータ・ベース化と活用、ならびに汎用利用システム構築に関る研究」より、研究課題名を変更して活動を継続致します。
2017年度上半期の当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2017年
4月13日 俳優座劇場の上演記録考証作業継続[作業開始:2016年度(4月6日)]
《俳優座劇場の上演記録の考証作業は参考資料として劇場プログラムの他、刊行された劇場史資料『俳優座劇場の公演記録』や『演劇年鑑』、演劇雑誌『テアトロ』『新劇』『悲劇喜劇』などを参照して行った。今期は昭和51年より考証作業を開始》
4月14日 各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業継続[作業開始:2015年度(4月14日)]
《昭和20年より考証作業を開始した各劇場の舞踊会公演のプログラム。今期は昭和57年より考証作業を開始。今年度より考証作業と並行して松竹大谷図書館の舞踊会プログラム所蔵目録データも併せて作成する。》
4月21日 活動内容及び以下の議題について打ち合わせ(於松竹大谷図書館事務所内)
<参加者:赤間亮先生、武藤祥子・井川繭子(松竹大谷図書館)>
(1)「運用中のデータベース検索システムの運用について」
1.検索トップ画面の改善点
2.公開画像のサイズ検討
(2)「近代芝居番付の記録の考証作業終了とデータの追加公開について」
(3)「新派上演記録データベースの構築について」
(4)「組上燈籠絵データベースの入力について」
7月11日 俳優座劇場の上演記録考証作業終了
以上
2016年度の当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2016年
4月6日 俳優座劇場の上演記録考証作業開始(於松竹大谷図書館事務所内)
《俳優座劇場の上演記録の考証作業は参考資料として劇場プログラムの他、刊行された劇場史資料『俳優座劇場の公演記録』や『演劇年鑑』、演劇雑誌『テアトロ』『新劇』『悲劇喜劇』などを参照して行った》
4月12日 各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業継続[作業開始:2015年度(4月14日)]
《昭和20年より考証作業を開始した各劇場の舞踊会公演のプログラム。今期は昭和41年より考証作業を継続》
5月6日 「松竹大谷図書館所蔵・芝居番付検索閲覧システム」に1467件のデータを追加公開
(システムの公開は2016年1月15日)
松竹大谷図書館の番付は、「ARC番付ポータルデータベース」からも、他の所蔵機関と一緒に検索閲覧が可能
10月18日 「松竹大谷図書館所蔵・GHQ検閲台本検索閲覧システム」を公開
(著作権保護期間が終了したGHQ検閲歌舞伎台本356件を公開)
2017年
2月18日 2016年度共同研究プロジェクト成果発表会 <発表:武藤祥子(松竹大谷図書館>
<参加者:赤間亮先生、山路正憲研究員、李増先研究員(立命館)、井川繭子(松竹大谷図書館)>
以上
2015年度下半期の当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2015年
10月1日 前進座劇場の上演記録考証作業開始(於松竹大谷図書館事務所内)
各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業継続[作業開始:2015年度(4月14日)]
《各劇場の舞踊会公演のプログラムは上演年月日順に合本して配架》
《様々な形態の舞踊会プログラムを基に上演記録データを作成》
2016年
1月26日 今後の活動内容及び以下の議題について打ち合わせ(於松竹大谷図書館事務所内)
<参加者:赤間亮先生、武藤祥子・井川繭子(松竹大谷図書館)>
(1)「新派公演の上演記録データベース構築と運用について」
(2)「2015年度予算の執行計画について」
(3)「近代芝居番付の記録の考証作業について」※
※演劇情報の一次資料である松竹大谷図書館所蔵芝居番付の目録データを作成して、演劇上演記録のさらなる充実を図る。
↓検索閲覧システムは1月15日に公開
(今後もデータ考証が終了したものから順次公開予定)
2月20日 2015年度共同研究プロジェクト成果発表会<発表:武藤祥子(松竹大谷図書館)>
<参加者:赤間亮先生・青山いずみ(立命館)、技術協力:山路正憲研究員(立命館)>
《2015年度共同研究プロジェクト成果発表会@立命館大学ARC》
3月23日 前進座劇場の上演記録考証作業終了
《前進座劇場の記録は劇場プログラムの他に、刊行された劇団史資料『グラフ前進座』や、『演劇年鑑』なども参照して考証を行った》
以上
2015年度上半期の当プロジェクトの活動を以下のとおりご報告いたします。
2015年
4月 7日 浅草松竹座の上演記録考証作業終了[作業開始:2014年度(3月31日)]
4月14日 邦楽座の上演記録考証作業開始、同日終了
各劇場の舞踊会公演の上演記録考証作業開始(於松竹大谷図書館事務所内)
5月21日 梅田コマ劇場の上演記録考証作業終了[作業開始:2014年度(2月12日)]
《梅田コマ劇場の記録は刊行された劇場史資料『梅田コマスタジアム 36年のあゆみ』なども参照して考証を行った》
読売ホールの上演記録考証作業開始(於松竹大谷図書館事務所内)
6月22日 今後の活動内容及び以下の議題について打ち合わせ(於松竹大谷図書館事務所内)
<参加者:赤間亮先生、武藤祥子・井川繭子(松竹大谷図書館)>
(1)「新派公演の上演記録データベース構築について」
(2)「2015年度予算の執行計画について」
(3)「ARC WEEK 2015」の発表について
(発表内容及び資料登録デモンストレーションに必要な図書管理システム起動のための通信環境設定準備等)
7月 9日 読売ホールの上演記録考証作業終了
7月23日 都市センターホールの上演記録考証作業開始(於松竹大谷図書館事務所内)
7月25日 ARC WEEK 2015国際シンポジウム参加
「2015年度共同研究プロジェクト紹介」<発表:武藤祥子(松竹大谷図書館)>
<参加者:赤間亮先生・青山いずみ(立命館)>
立命館大学ARC会場内資料展示に協力(「松竹大谷図書館所蔵 新派公演辻番付」他)
7月26日 ARC WEEK 2015ワークショップに参加
「演劇上演記録データベースを応用した蔵書管理システムの運用事例」<発表:井川繭子(松竹大谷図書館)>
<参加者:赤間亮先生・倉橋正恵先生(立命館)、武藤祥子(松竹大谷図書館)、技術協力:山路正憲研究員(立命館)>