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刊行物

 [書込]

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[出版レポジトリ]
2020年11月16日(月)

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ニコル・クーリッジ・ルーマニエール 松葉涼子 編

352頁 ISBN 978-4-385-16248-5

三省堂 2020年11月20日発行

定価 3,500円(税別)

ARC客員協力研究員の松葉涼子先生(Senior Digital Humanities Officer, Sainsbury Institute for the Study of Japanese Arts and Cultures)が編者・日本語版監修である「Manga:大英博物館マンガ展図録マンガ!」が出版されました。

2019年、大英博物館で開催され大好評を博した「マンガ展」公式図録の日本語版です。
時代や掲載誌・出版社を横断し、広く文化としてのマンガを俯瞰するユニークな構成になっています。
名作の原画を含む図版を多数掲載、著名な漫画家や編集者のインタビューや、美術や歴史の観点からの考察記事も充実しており、マンガファンのための一冊です。

外部リンク:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd16248

[出版レポジトリ]
2020年7月17日(金)

MADE IN KYOTO_cover.jpg

前﨑 信也、山本 真紗子 編

B5判変型・160頁 ISBN 978-4-7946-0626-6 

IBCパブリッシング 2020年7月3日発行

定価 3,500円(税別)

ARC客員協力研究員の前﨑信也先生(京都女子大学家政学部生活造形学科 准教授)と山本真紗子先生(立命館大学文学部 授業担当講師)が編者である「MADE IN KYOTO 京都の匠:世界を変える日本の伝統工芸」が出版されました。

京焼や西陣織など全国的に有名とされる伝統工芸品をはじめ、祇園祭など神社仏閣の伝統行事に使う道具、花街の芸舞妓が日常的に使う道具、茶道や華道の道具などを生み出す工房は、住宅街の一角や細い路地の先などにひっそりとたたずみ、その数は何百にものぼる一方、それらがどこでどのように作られ、どこで売られているのかを知る人は少ないのではないでしょうか。本書では、そんな京都の手作りの逸品が作られている場所、作っている人々、そして使われている材料や道具をカラフルな写真とともに日英二言語で紹介し、作品だけではない、それらを生み出すすべての要素が「美しく」伝えられています。また、江戸時代にはこれらの工芸品が京都の人々の日常の一部だったことが窺える、古典籍「拾遺都名所図会」や「都名所図会」(ARC所蔵)の挿絵も掲載されており、過去から脈々と引き継がれている伝統工芸のすばらしさを再認識させてくれる一冊です。

なお、本書はARCにおいて編者らが取り組んだ研究課題「日本工芸における作品・工程のデジタル・アーカイブ」および京都女子大学平成30年度「学長採択型課題解決プロジェクト」、京都市立芸術大学 芸術資源研究センター 研究プロジェクト「京都工芸アーカイブ」の成果を含んでいます。

外部リンク:https://www.ibcpub.co.jp/photography/9784794606266.html

[出版レポジトリ]
2020年6月 8日(月)

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島田昌和 編
A5・236頁 978-4623088744 ミネルヴァ書房
定価 3,000円(+税)

 鈴木桂子教授(ARC研究メンバー)、吉田満梨准教授(経営学部:ARC研究メンバー)と加茂瑞穂博士(ARC客員協力研究者)がそれぞれ章を寄稿し、出版されました。


 江戸時代から昭和に至るまで時代ごとに素材やデザイン、流通でイノベーションを起こし、消費を活性化してきた着物業界。その革新の背景を探りながら、伝統的な和装文化の変化を追い、同時進行で起きていた織機や染料の進化、素材としての糸の進化をたどります。さらにはその時々の消費者のデザイン嗜好を明らかにし、小売りの台頭による需要創出が、技術向上とデザインの進化をもたらし、デザインの革新が新たな消費行動を生んだ、その循環を詳らかにします。

この本はニューズウィークジャパンでも紹介されました。詳細については、以下を参照してください。
https://www.newsweekjapan.jp/nippon/season2/2020/06/278762.php (in Japanese)

外部リンク:https://www.minervashobo.co.jp/book/b506846.html

販売サイト: https://amzn.to/3hGpBKt

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"A Guide to Japanese Katagami Designs", written by the ARC's Visiting Collaborative Researcher KAMO Mizuho, has been published by SEIGENSHA Art Publishing. The book contains beautiful images of Japanese patterns and explanations about the designs suited for general readers.

You can read the introduction of the book written by the author by clicking the following link:

ARCの客員協力研究員である加茂瑞穂氏による単著「ニッポンの型紙図鑑」(ビジュアル文庫)が青幻舎から出版されました。文様をデザインとして楽しむと同時に、丁寧な解説文によりそれらに関する理解を深めることができる、一般読者向けの一冊です。

著者本人による本の紹介は、こちらのURLから読むことができます。

https://note.com/seigensha/n/n63ecd816a6d4

青幻舎 2020年4月25日出版 

文庫本336項 定価 1,650円(税込)

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役者評判記刊行会  編

450頁  978-4757609464 和泉書院
定価 15,000円(+税)

役者評判記は十七世紀半ばから約二百年間継続的に刊行された歌舞伎役者の芸評書であり、近世演劇・浮世絵・文学・言語・出版等のあらゆる江戸文化研究の重要資料。役者評判記を厳密な校訂のもとに翻字した本集成は歌舞伎研究の進展に多大な貢献をして来た。第三期も第二期までの方針を忠実に引き継ぎ、安永から享和期の約百十点を収録。


役者評判記刊行会 会員:
赤間亮/新井恵/池山晃/神楽岡幼子/金子貴昭/倉橋正恵/黒石陽子/齊藤千恵/佐藤かつら/田草川みずき/野口隆/水田かや乃/光延真哉 顧問:武井協三/土田衞/鳥越文藏/原道生/服部幸雄(故人)/松崎仁(故人)

外部リンク:http://www.izumipb.co.jp/izumi/modules/bmc/detail.php?book_id=129622&prev=new