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 [書込]

概要
2020年5月 1日(金)

本研究課題では、日本における代表的なポップカルチャーコンテンツである漫画・アニメを対象として、製作者の技術に対する数理的な分析に基づきコンテンツに対する処理技術を開発し、漫画・アニメを文化資源として昇華させることを目指す。また、国際的なコンテンツの応用についても、文化や言語の違いに着目して分析し、楽しみ方のアーカイブを目指す。つまり、制作からエンドユーザまで、コンテンツに関わる全てのタイミングを研究対象として、そこで用いられる伝統的技法やディジタル処理技術、国際的な社会における大衆での楽しまれ方の全てをアーカイブすることを目指す。このため、2020年度は、1)アニメの表現技術の分析と再現、2)漫画のストーリー展開の数理モデル化、3)異文化間でのポップカルチャーの伝搬モデルの分析を設定する。本研究課題を実施するために、マルチメディア処理を専門とする代表者に、多様な研究分野(コンピュータグラフィックス(CG)、言語処理、インターフェース、コンピュータグラフィックス(CV)を専門とする分担者(台湾からの研究者を含む)、そして現役の漫画家を加えた異分野横断国際研究チームで取り組む。