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なら歴史芸術文化村で国宝・當麻寺のデジタルアーカイブ化プロジェクトの研究成果を発表しました2022年8月26日(金)
立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)では、奈良県との研究協力協定に基づき、田中覚教授(情報理工学部)らが文化財の保存を目的に奈良県葛城市の當麻寺のデジタルアーカイブ化と三次元測定可視化プロジェクトを実施しています。
8月21日、なら歴史芸術文化村にて開催中の「文化財研究中!ーなら歴史芸術文化村×連携4大学ー」の関連特別展 連携4大学座談会「ここでしか聞けない!文化財のウラ話」にて田中教授は、国宝・當麻寺のデジタルアーカイブ化と可視化の研究成果を発表しました。 ARCは奈良県と共同で20221年11月に當麻寺の3次元計測を行いました。計測は境内の全体、金堂、西塔を主に行い、 計測した点群の数は数十億点以上になります。大量の点群をそのまま使って、高精細な映像を作成、西塔を透視して内部の梁の構造や心柱を見てみたり、金堂内をVR環境で体験したりすることができます。
さらに田中教授はARC-iJACの国際共同研究プロジェクトとして、ユネスコの世界遺産であるインドネシアのボロブドゥール寺院遺跡のデジタルアーカイブ化についても紹介しました。このプロジェクトは、インドネシア国立研究革新庁(BRIN)(旧インドネシア科学院(LIPI))と共同で実施しています。
2022年7月23日から9月19日まで、なら歴史芸術文化村で開催される特別展の一部として、ARCの研究成果、および奈良の様々な文化遺産を研究している他の3大学の研究成果が紹介されます。
「文化財研究中!ーなら歴史芸術文化村×連携4大学ー」詳細はこちら
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「文化財研究中!ーなら歴史芸術文化村×連携4大学ー」開催について
- 開催期間:2022年7月23日(土)〜9月19日(月・祝)
- 時 間:9時~17時(入館は16時30分まで)
- 場 所:なら歴史芸術文化村 文化財修復・展示棟 地下1階展示室
- 料 金:無料
- 主 催:なら歴史芸術文化村
- 共 催:天理大学、立命館大学アート・リサーチセンター、奈良県立大学地域創造研究センター、東京藝術大学 文化財保存学保存修復彫刻研究室