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片山家による能の舞台映像「京にいきる能の伝統」がJR京都駅・山科駅で上映中です(~9月6日)2020年8月31日(月)
室町時代から600年以上の歴史を持つ能楽は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本の伝統芸能です。役者をはじめ、台詞や音楽を担当する能楽師らによって演じられる洗練された舞台は、芸術的な面(おもて)や装束などによる演出も加わり、見る人をその独特の世界へと導いてくれます。
立命館大学アート・リサーチセンターは、能楽の保存とその魅力発信のため、これまで20年にわたり、観世流能楽の中心的存在である京都の片山家とともに、舞台の撮影および映像のデジタルアーカイブ化に取り組んできました。
能楽の魅力を発信する試みの一つとして、毎年片山家能楽・京舞保存財団が京都駅ビルで開催している薪能は、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、残念ながら中止となってしまいました。そこで、立命館大学文学研究科で文化情報学を専攻する大学院生らが中心となり、片山家能楽・京舞保存財団、JR西日本、ARCの協力のもと制作した能楽のPR映像が、2020年9月6日(日)までの期間限定で、JR京都駅および山科駅にて上映中です。
JR京都駅およびJR山科駅
2020年8月22日(土)~9月6日(日)(サウンド無し)
京都駅ビル 駅前広場(ホテルグランヴィア京都側)
2020年8月7日(金)~9月6日(日)(サウンドあり)
片山家能楽・京舞保存財団の詳細や公演情報などは、以下のURLをご覧ください。
公益財団法人 片山家能楽・京舞保存財団
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/k-kanze/
YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBuoGcS3O46XcaNjePQnfeA/videos
能楽堂 京都観世会館