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2011年10月17日
展覧会「近代をのこす、つたえる -立命館大学アート・リサーチセンター所蔵友禅図案資料群の整理と活用」開催
これまで木立研究室でおこなってきた学生参加による友禅資料の整理作業とその方法、近代資料の活用について展示により紹介させていただきます。
多数のご来場お待ちしております。
■日時:2011年10月17日(月)~28日(金) 入場無料 9:30~17:00 *土日閉室
■会場:立命館大学(衣笠キャンパス)アート・リサーチセンター 1階閲覧展示室
■主催:文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニ ティーズ拠点」(立命館大学)・立命館大学アート・リサーチセンター
■共催:吉備国際大学大学院文化財保存修復学研究科、立命館大学文学部京都学プログラムCゼミ
■企画:京都文化研究班・木立研究室 担当:山本真紗子(本拠点PD)
■企画協力:鈴木英治(吉備国際大学大学院 文化財保存修復学研究科教授)・法寺岡宏枝(アトリエ・スズキ)
*http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/2011/10/post-71.html もごらんください。
【関連行事】
関連研究会「大量近代資料の整理と活用」
[日時]10月20日(木)18:00~20:00
[場所]アート・リサーチセンター多目的ルーム
[参加]無料 [事前申込]不要
内容: | 本学の整理作業について・近代(大量)資料の保存と活用の方法 |
木立雅朗 (司会)ごあいさつ | |
山本真紗子 「立命館大学アート・リサーチセンター所蔵友禅図案資料群について」 | |
法寺岡宏枝(アトリエ・スズキ) 「立命館大学アート・リサーチセンター所蔵友禅図案資料群の保存システムの構築について(実演)」 | |
鈴木英治(吉備国際大学大学院文化財保存修復学研究科教授) 「近現代大量資料の保存・修復方法の検討(仮)」 |
2011年1月 7日
ミニ企画展「廃棄された公文書からみた徴兵の実態」
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年最初の木立研究室の活動として、立命館大学国際平和ミュージアムでミニ企画展をおこないます。今回は友禅図案に添付された史料のうちから、明治~大正期の役所で作成された文書を中心にとりあげ、廃棄された公文書から伺い知れる徴兵などの実態について紹介しています。
◆立命館大学国際平和ミュージアム第61回ミニ企画展◆
「廃棄された公文書からみた徴兵の実態」
会 期 : 2011年1月12日(水)~1月30日(日)
*休館日:月曜日
会 場 : 立命館大学国際平和ミュージアム2階 ミニ企画展示室
開館時間 : 9:30~16:30(入館は16:00まで)
入 館 料 : 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
※( )内は20名以上の団体料金
主 催 :文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)京都文化研究班木立研究室
共 催 : 立命館大学国際平和ミュージアム
多数の御来場をお待ちいたしております。
2009年12月21日
「京焼」五条坂 登り窯再興シンポジウム
12月20日、ホテルグラン京都清水の会議室で開催された『「京焼」五条坂 登り窯再興シンポジウム』で木立が「五条坂の登り窯と発掘調査」と題して成果の一部を報告しました。
プログラムは下記の通りです。
[五条坂登り窯見学会]
末広直道氏(藤平陶芸有限会社)による登り窯解説
[シンポジウム]
基調講演 中ノ堂一信(京都造形芸術大学)「五条坂の窯 -古今-」
報告1 岡佳子(大手前大学)「江戸時代の清水・五条坂のやきもの」
報告2 木立雅朗(立命館大学)「五条坂の登り窯と発掘調査」
パネルディスカッション 岡佳子、河井透(陶芸家・京都陶磁器協同組合連合会会長)、木立雅朗、若林広幸(建築家)、モデレーター・進行:近藤高弘(陶・造形美術家)
主催:京焼・五条坂登り窯再興準備委員会、第26回国民文化祭京都府実行委員会、文化庁
後援:京都市、京都市教育委員会
昨年、藤平陶芸の登り窯が京都市の学校用地として購入され、登り窯の保存活用に新たな道が開かれましたが、このシンポジウムはその登り窯を今後どうやって活用していくのかを検討するため、京焼の中堅陶工の有志の皆さんが結集して開催されました。今後も検討・研究を続けていくためのはじまりとして位置づけられているようです。登り窯が公的に保存されること、京焼関係者がこのような形で協力することは、これまでになかった新しい動きであり、その活動に京都市も協力的です。
当日は会場が一杯になる盛況ぶりで、登り窯の今後の活用法に対して熱心に討議されました。登り窯の歴史価値は、研究だけにとどまらず、教育・観光・産業育成のためにも、極めて有効なものとして期待されていることがわかりました。なお、地元にはかつての公害問題の傷跡が残っており、登り窯の活用方法をめぐって住民との話し合いの場をもつことを提言されました。また、建築学の立場からも問題提起がなされ、ようやく検討がはじまったという印象を持ちました。来年以降の研究会でさらに議論が深まることが期待されます。
2009年6月15日
文化財保存全国協議会第40回記念京都大会開かれる
6月14日(日)に文化財保存全国協議会第40回記念京都大会が同志社大学(今出川校地)で開かれました。統一テーマ「都市遺跡の調査・保存・活用・整備」を元に、3本の基調報告、7本の研究発表が行われました。木立は「近現代都市・京都の窯業生産遺跡の調査・保存・活用・整備 -五条坂・道仙化学製陶所窯跡の発掘調査と民俗考古学的手法-」と題する研究発表を行いました。都市遺跡が抱える様々な問題点を考える上で、よい機会でした。
2009年5月30日
シンポジウム「友禅図案(絵摺り)に描かれた『韓国併合』」
シンポジウム
「友禅図案(絵摺り)に描かれた『韓国併合』」
【日時】2009年5月30日(土) 13:00~15:00
【会場】アカデメイア立命21 2階・ミュージアム会議室
【主催】立命館コリアセンター
文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニ
ティーズ拠点」(立命館大学)
立命館大学人文学会
【共催】立命館大学国際平和ミュージアム
【参加費】無料
( PDF:226KB) |
【発表内容】
■木立雅朗氏(立命館大学文学部教員)
「『韓国併合』図案(絵摺り)を読み解く-1910年前後の友禅-」
■乾淑子氏(東海大学国際文化学部教員)
「着物の意匠としての韓国イメージ」
■喜多恵美子氏(大谷大学文学部教員)
「植民地朝鮮における文化表象
【問い合せ先】
立命館大学コリア研究センター(担当:鄭栄桓)
〒 603-8577 京都府京都市北区等持院北町56-1
TEL 075-466-3264 (内線 3228)
FAX 075-466-3247 (内線2544)
ycv29013@gst.ritsumei.ac.jp
講師プロフィール
木立雅朗(きだち・まさあき)
立命館大学文学部教授。専攻は日本考古学・民俗考古学。論文に「伏見人形の成立と発展をめぐる二つの背景-近世窯業の発展と精神文化-」(『立命館大学考古学論集Ⅱ』、2001年5月)、『京焼と登り窯-伝統工芸を支えたもの-』(共著、2006年3月)、など。
乾淑子(いぬい・よしこ)
東海大学札幌校舎国際文化学部教授。専門は民族芸術。研究テーマは、近代の服飾と社会的背景、民族芸術の近代化、多様なテーマを持つ絵本。著書に『図説 着物柄にみる戦争』(インパクト出版会、2007年)、『戦争のある暮らし』(水声社、2008年)など。
喜多恵美子(きだ・えみこ)
大谷大学文学部国際文化学科准教授。専攻は韓国近現代美術史。研究テーマは韓国における美術制度の確立。論文に「村山知義にとっての朝鮮」(『水声通信』3号、2006年)、「韓国におけるアンフォルメル旋風」(『美学』218号、2004年秋)など。
※第47回ミニ企画展示「友禅図案(絵摺り)に描かれた『韓国併合』」
【時 期】 2009年5月23日(土)~6月21日(日)
【場 所】 立命館大学国際平和ミュージアム ミニ企画展示室
【開館時間】 9:30~16:30(入館は16:30まで)
【入館料(見学資料費)】 大人400円/中・高生300円/小学生200円
※先に地階で入館料をお支払いください。常設展・特別展をご覧いただくことができます。
※立命館の学生・立命館で働く人は無料です。
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