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2009年10月31日
11月7日 道仙化学製陶所第4次発掘調査現地説明会を開催します
道仙化学製陶所の第4次発掘調査の現地説明会を下記のように開催します。
昨年度、掘り残した部分もすべて発掘し、ようやく、登り窯の全貌が明らかになりました。
道仙化学製陶所は五条坂で化学陶器の製造を行っていましたが、昭和37年に窯の火を落としました。発掘調査によって何度も補修が行われたこと、わずかですが窯の向きも変えられたことなどがわかりました。また、当時の磁土が多量に出土しました。かつて使用していた道具類もあわせて展示します。
場所 楽只苑 敷地内(ロージの奥) 京都市東山区五条橋東四丁目
日時 2009年11月7日(土) 午後2時~3時半
主催 立命館大学文学部考古学コース・グローバルCOEプログラム「日本文化デジタルヒューマニティーズ拠点」
問い合わせ先 075-466-3493 立命館大学学芸員課程資料展示室
協力 楽只苑・京都建築専門学校
※雨天決行します。
※駐車場はありませんので公共の交通機関でお越し下さい。
2009年10月 1日
特別展示 京焼の萌芽
京都市考古資料館で「特別展示 京焼の萌芽」展が開催されました。展示期間は2009年3月1日から9月30日までで、昨日、好評のうちに終了しました。
京都市内から出土する初期京焼は、その後の京焼や列島各地の焼き物に大きな影響を与えました。初期京焼をこれほど展示する機会ははじめてで、しかも、最新の成果も盛り込まれていました。初期京焼研究にとっても、近世の日本陶磁器研究にとっても、重要な展示だと思います。
この展示では、鳴滝乾山窯跡で発掘された資料とともに、本拠点で製作した鳴滝乾山窯跡出土「金炭窯」の復原模型も展示されました。この復原窯は、初期京焼の窯につながると想定されており、生産の実態や技術系譜を示すものとして注目されました。
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