2009年10月 1日
特別展示 京焼の萌芽
京都市考古資料館で「特別展示 京焼の萌芽」展が開催されました。展示期間は2009年3月1日から9月30日までで、昨日、好評のうちに終了しました。
京都市内から出土する初期京焼は、その後の京焼や列島各地の焼き物に大きな影響を与えました。初期京焼をこれほど展示する機会ははじめてで、しかも、最新の成果も盛り込まれていました。初期京焼研究にとっても、近世の日本陶磁器研究にとっても、重要な展示だと思います。
この展示では、鳴滝乾山窯跡で発掘された資料とともに、本拠点で製作した鳴滝乾山窯跡出土「金炭窯」の復原模型も展示されました。この復原窯は、初期京焼の窯につながると想定されており、生産の実態や技術系譜を示すものとして注目されました。


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