• 歴史地理情報研究班


2009年4月13日

番外編(Vol.10)GCOEセミナー(1)

 第10回目のGCOEセミナー番外編は、Dr. Tao ChengとDr. Alex Singletonの両講師をお招きして(GCOEセミナー番外編)、2009年4月13日(月) 11:30~13:00にアート・リサーチセンター 多目的ルームにて行われました。

1.「移送モデリングと伝染病感染分析のための、行動をベースとした時空間データモデル」
An Activity-Based Spatio-Temporal Data Model for Transport Modelling and Epidemics Transmission Analysis

講師:Dr. Tao Cheng (Dept of Civil, Environmental & Geomatic Engineering, University College London)

 Tao先生は、現在研究プロジェクトを進めておられる疾病地理学、特に香港におけるSARSの感染過程に関するモデリング分析について詳しく紹介されました。ケーススタディとして、香港におけるSARS感染者の移動・接触に関わる膨大なデータをGIS環境において時空間分析する意義と課題について説明されました。

 会場からは、このように集められた大量のデータを、特定のGISソフトを用いて解析する上での問題点・課題のほか、過去に起こった他の疾病や災害現象についてもこれらのモデリングを適用できるか、など活発な意見が交わされました。

tao.jpg

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 番外編(Vol.10)GCOEセミナー(1)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/mt_gcoe/mt-tb.cgi/1655

コメントする








  • 最近のエントリー

  • アーカイブ


新拠点セミナー
GCOEセミナーディスカッション
GCOE運営活動と記録
世界と日本・DH研究の動向
E-journal
21世紀COE成果サイト
研究班紹介動画
リンク集