-
概要2022年4月11日(月)
松竹大谷図書館が開館以来作成してきた演劇資料整理の基礎となる演劇上演記録の精査と、演劇資料の画像データベース構築への応用を目的とした研究である。この上演記録は、主に明治初年から戦前までの東京の記録と、戦後の各地の大劇場、及び東京の小劇場の記録である。これまでの研究では、これらの記録を完全にデータベースに移行し、考証を進めてデータの精度を上げてきた。今後は日本演劇の研究と資料整理の基礎となるこの上演記録データベースを基に、立命館大学アート・リサーチセンターとの共同研究により、所蔵資料のデジタル画像化を進め、検索閲覧システムを構築し、Web公開を進めることを課題としている。