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早稲田大学演劇博物館所蔵浮世絵資料のデジタル画像をARCデータベースで公開します
2025年12月15日(月)

このたび、立命館大学アート・リサーチセンター(以下、立命館ARC)のデータベースシステムで、早稲田大学演劇博物館(以下、演劇博物館)が所蔵する浮世絵資料のデジタル画像を閲覧することが可能になりました。

ARC浮世絵・日本絵画ポータルデータベース
https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_portal.php

 演劇博物館には、その創設者である坪内逍遥旧蔵品等、収集した約4万8千枚に及ぶ浮世絵が所蔵されています。その多くは役者や劇場など、歌舞伎を題材にしたいわゆる「役者絵」が中心を占め、このジャンルでは世界一の収蔵量を誇ります。これらの浮世絵は「早稲田大学演劇博物館浮世絵データベース(早稲田大学文化資源データベース)」でデジタル公開されています。 

今回、新たに演劇博物館浮世絵データベースと立命館ARCデータベースが連携することにより、立命館ARCデータベースから世界中の博物館・美術館が所蔵する浮世絵と一緒に演劇博物館所蔵作品も検索・閲覧することが可能となりました。該当するものはARCデータベースの所蔵機関欄に「早稲田大学演劇博物館(演博)」と表示されます。 

また、立命館ARC浮世絵データベースが持つ類似画像検索、画像切取機能(Image Note)などのツールも演劇博物館所蔵作品に使うことができます。 

演劇博物館の浮世絵データの一部には、ARC-iJACの一つでもある演劇博物館役者絵研究会の考証に基づいた書誌データ(年代考証・解説等)も付されており、それらの有益な情報も併せて立命館ARCのデータベースから閲覧することができます。 

浮世絵や歌舞伎にご関心をお持ちの皆様、研究者の皆様に広くご活用いただけることを願っております。 

参考:早稲田大学演劇博物館浮世絵データベース

早稲田大学演劇博物館ホームページ
https://enpaku.w.waseda.jp/