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展覧会「手描き映画ポスターと看板の世界Ⅳ」
2025年12月 1日(月)

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展覧会「手描き映画ポスターと看板の世界Ⅳ」

期 間:2025年12月1日(月)~2025年12月6日(土)
時 間:10時~17時
場 所:立命館大学アート・リサーチセンター
入場料:無料
主 催:
・日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点(ARC-iJAC)
 2025年度国際共同研究<学内型>研究拠点形成支援プログラム
 「京都ストリート文化アーカイブの構築とそのメタバース展開」
・科研費基盤研究C「昭和期の映画館文化に関するノンフィルム資料アーカイブの構築」
・立命館大学アート・リサーチセンター
企 画:
・日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点(ARC-iJAC)
 2025年度国際共同研究<学内型>研究拠点形成支援プログラム
 「京都ストリート文化アーカイブの構築とそのメタバース展開」
・科研費基盤研究C「昭和期の映画館文化に関するノンフィルム資料アーカイブの構築」

---<口上>---
映画がサイレントからトーキーに移る昭和のはじめ、京都の映画館では劇場内に上映作品や予告の手書きポスターが飾られていました。当時は毎週のように新作が封切られていたため、描かれるポスターの数も膨大なものでした。
第4回目を迎える本展では、その中から松竹座、京都座など松竹系の映画館用に描かれたポスターの内、新興キネマで制作された作品のポスターを展示いたします。
これらを描いたのは、京都南座の歌舞伎「まねき看板」を手掛けていた竹田耕清(猪八郎)。それぞれの映画に寄り添うように、構図やタッチ、書体を駆使して描かれた手書きポスターの世界をお楽しみください。

---<説明>---
本展示のポスターは、京都の映画看板製作所「タケマツ画房」が所蔵していた手描きポスター群の一部です。このコレクションは1928年から1942年頃にかけて、松竹座、京都座など京都の中心街の松竹系劇場で実際に使用されていたもので、総数は約800枚に及びます。同時代の京都の他館のポスターは現存が確認されておらず、昭和初期の映画興行と劇場文化を物語る一次資料として高い価値を持ちます。
今回はこのコレクションの中から、1936~1937年に新興キネマで制作された作品のポスター約80点を展示いたします。

---<主な展示品>---
・手描きポスター:1936~1937年に新興キネマで制作された作品のポスター約80点
・映画館地図:昭和30~40年代の京都の映画館地図
・絵看板写真:立体的な「切り出し看板」を含む、当時の映画館外観と看板の記録写真