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講座:The End of Actor Prints (役者絵): How did the Meiji era's actor prints disappear?
2024年2月21日(水)

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ロンドン大学 アジア・アフリカ研究学院(SOAS)日本研究センター(JRC)の主催で、2024年2月21日に赤間亮教授(文学部・教授/ARCセンター長)による講座「The End of Actor Prints (役者絵): How did the Meiji era's actor prints disappear?」が開催されます。

開催日:2024年2月21日(水)
時間:17:00~19:00(GMT)
会場:Khalili Lecture Theatre (KLT), Russell Square: College Buildings, SOAS University of London
ハイブリッドイベント(会場開催+オンライン)→ 参加登録はこちらです。

イベントについて

浮世絵は、北斎ブームが続いている上に、国芳や芳年などへの人気も高まり、日本でもかつてない注目度となっている。

研究の面では、浮世絵オンラインデータベースが成長して、美術史家の独占状態から解放されたため、さまざまな日本研究の分野で研究資源として活用されるようになった。そのため、浮世絵を扱った研究のテーマの拡大が著しく、従来、美人画や風景画と比べて、研究が滞っていた役者絵についても、研究者が増えてきていることも実感させられる。

発表者にとっても、役者絵の歴史について紹介する機会が増えてきているが、役者絵の最晩年、それはどのように消滅していったのかについて言及している研究は存在しないようである。役者絵が消滅した明治末から大正時代は、版画史に止まらず、演劇史を考える上でも重要な転換点であり、メディアの多様化ともからんで興味深い時代である。本発表では、明治期から大正期にかけて役者絵がどのように消滅していたったのかについて述べてみたい。

主催:ロンドン大学 アジア・アフリカ研究学院(SOAS)日本研究センター
お問い合わせ:centres@soas.ac.uk

参加登録:https://www.soas.ac.uk/about/event/end-actor-prints-yizhehui-how-did-meiji-eras-actor-prints-disappear