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モニカ・ビンチク氏(ARC客員協力研究員)が2024年度マリカ・ヴィルチェク賞を受賞されました
2024年1月25日(木)

立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)のOGで、客員協力研究員でもあるモニカ・ビンチク氏が、ニューヨークのメトロポリタン美術館での卓越した業績が評価され、2024年美術史におけるマリカ・ヴィルチェク賞を受賞された3人のキュレーターのうちの一人であることが発表されました。

マリカ・ヴィルチェク賞は、ヴィルチェク財団が、美術館での活動で米国やそれぞれの研究分野において美術館文化やキュレーションの実践に影響を与えた米国外出身の美術史および美術館関係者に授与するもので、10万ドルが授与されます。

ヴィルチェク財団によると、モニカ・ビンチク氏は、過去5世紀にわたる日本と国際的な美術市場・貿易・社会・政治状況の複雑な相互作用に焦点をあてた、日本の装飾芸術と着物への学芸員としてのアプローチが高く評価されました。

ハンガリー生まれのモニカ・ビンチク氏は、メトロポリタン美術館のダイアン&アーサー・アビー日本工芸キューレーターであり、立命館大学で日本の漆器とその他の装飾美術の研究に従事しました。ARCセンター長・赤間亮教授(文学研究科)の指導の下、博士号を取得、その後、ポストドクトラルフェローとしても本センターで活躍されていました。

関連リンク

・The Vilcek Foundation "Announcing the Marica Vilcek Prizes in Art History": https://vilcek.org/news/announcing-the-marica-vilcek-prizes-in-art-history/