研究プロジェクト - 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点
[書込]
プロジェクトミーティングを開催しました。
日時:2017年6月13日(火)
10:00-12:00
ARC会議室1
参加者:青木(京都女子大学)、鈴木(立命館大学)、加茂(京都工芸繊維大学)
打ち合わせ内容
(1)研究計画の確認
(2)研究成果発信の方法
(3)今後の活動内容について
6月3日にARCで開催されたシンポジウムにて、杉浦・上田・加茂が発表しました。
Mizuho Kamo, Changes in Yuzen Marketing Strategies and their Reflections in Pattern Designs, 1892-1911.
Aya Ueda, Modern Japanese Machine Printing and Kasuri Design
Miki Sugiura, Redye and Make-over as Promoters of Fashion. Changing Structure of Kimono Fashion Center Kyoto
各発表に対して、John Styles先生はじめ多くの参加者から質問・コメントがあり、有意義な場となりました。
参加者は17名でした。
詳細はこちら
読売新聞(4月6日夕刊)に、型紙データベースの記事が掲載されました。
掲載記事
代表者:日本学術振興会・RPD 加茂 瑞穂
これまでの研究課題「デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用」と、それに関係した研究プロジェクトにより、学術資料として俎上に上がっていない近代染織史に関連する資料の整理・蓄積が進み、それによって、伝統的地場産業と位置付けられてきた京都の染織のグローバルな展開―近代以降の西洋技術・デザインの導入だけではなく、戦前から始まるアジア・アフリカへの製品輸出・海外事業展開も含む―が明らかになってきた。
そこで、研究課題の新しい段階として、近代京都を起点として染色産業がどのように国内外へ展開されてきたのか、あるいは影響を受けてきたのかを染色技術やデザインを通じて明らかにする。具体的には、京都の近代染織、アフリカン・プリント、伊勢型紙、バティック等をデジタル・アーカイブ化することにより可視化し、デザイン・技術の世界的連環を解明する。
2016年度個別テーマ型「デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用」は、2017年度「京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究 」に研究課題名を変更いたしました。
本データベースで使用している用語は、大同マルタコレクション調査により判明したもので、1950年代後半から1980年にかけて、主に日本で京都の大同社員たちが使用していた内容を示している。
The Daido Maruta Collection Database contains the following terms as Daido's employees used in the manufacturing site between the late 1950s and the 1980s in Kyoto, Japan.
用語集はこちら Glossary201806.pdf
「Google Arts & Culture Made In Japan 日本の匠」で展示「マドレー染」を作成・公開いたしました。
Google Arts & Culture Made In Japan 日本の匠 トップページ
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/project/made-in-japan?hl=ja
マドレー染
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/exhibit/-gLyuFc9T1qtLw?hl=ja
特集展示「工芸復活ものがたり」にもマドレー染が紹介されています。よろしければそちらもぜひご参照ください。
2017年3月8日(水) 10:30~12:00
参加者:鈴木、山本、加茂(立命館大学)
杉浦未樹(法政大学)
角田奈歩(法政大学比較経済研究所兼担研究員)
井上直子(城西大学他非常勤講師)
神戸ファッション美術館で開催中の「神戸開港150年記念 ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」とギャラリー展示 地域連携企画「神戸 絹の道」を糸・布・衣の循環史研究会メンバーと見学しました。
「神戸開港150年記念 ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」
2017年1月19日(木)~3月26日(日)開催
ギャラリー展示 地域連携企画「神戸 絹の道 『養蚕秘録』を訪ねて」
2017年1月21日(土)~3 月26日(日)開催
同館学芸員次六尚子さんにご案内いただきました。
2016年10月29日・30日に、アート・リサーチセンターにて開催した国際ワークショップ「学術資料としての『型紙』-資料の共有化と活用に向けて」の報告書を作成しました。
ワークショップでの発表内で提示・配布された資料を中心に構成しております(紹介画像等、一部内容に変更があります)。出席者間で共有したほか、アート・リサーチセンターウェブサイト等で公開しております。
報告書データの閲覧・ダウンロードは こちらのリンク からご利用ください。
2月17日・18日にアート・リサーチセンターにおいて、文部科学省 共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」 研究拠点・形成支援プログラム研究プロジェクト 2016年度成果発表会が開催されました。
本プロジェクトは18日に今年度の成果発表をおこないました(発表者:青木・加茂)。
◆文部科学省 共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」 研究拠点・形成支援プログラム研究プロジェクト 2016年度成果発表会
日時:2017年2月17日・18日
場所:立命館大学アート・リサーチセンター
*プログラム詳細はこちらをご覧ください。