2012年7月18日

第4回 新拠点セミナー

立命館大学 日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点
第4回 新拠点セミナー

を開催いたします。

1. 「歴史地理学の手法・対象とディジタルヒューマニティーズ」
 講師: 金田章裕(立命館大学 特別招聘教授、人間文化研究機構 機構長)

2. 「奈良大学博物館所蔵高野板の板木について―『巻き摺り』の板木―」
 講師: 金子貴昭(立命館大学 衣笠総合研究機構PD)

 

日時:2012年7月18日(水) 16:20-17:50(5限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
    【BKC】 インターネット(Ustream)をご利用ください。 
参加無料(予約不要)

※ 一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。

https://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/jimu/newseminar/haifu-index.html

 

発表要旨は、「続きを読む」をご覧下さい。

1. 金田章裕: 「歴史地理学の手法・対象とディジタルヒューマニティーズ」
  歴史地理学の視角と対象は、かつてダービーが整理し、プリンスの指摘によって分化して以来、基本的に変わらない。方法論、古地図、考古・歴史資料、文化的景観などをめぐる諸事情について、デジタルヒューマニティーズとの関連を考えてみるとともに、人間文化研究機構の資源共有化事業、Consortium of Humanities Centers and Institutes (CHCI)の状況についても若干の紹介をしたい。
 
2. 金子貴昭: 「奈良大学博物館所蔵高野板の板木について―『巻き摺り』の板木―」
  奈良大学博物館には、Kという分類番号を付された約400枚の板木が収蔵されているが、これらは、もとは高野山上にあったと思われる高野板の板木である。今回の報告では、この400枚の板木の全体像を報告する。またそれらには、折本を摺刷する際に用いられたと思われる「巻き摺り」の板木が含まれている。巻き摺りの板木を用いてどのように摺刷を行うのかについても考えてみたい。

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