• 日本文化研究班


2009年4月 1日

2009年度研究計画概要(金子)

2009年度の研究計画

1.版木デジタル・アーカイブ
前年度までに、奈良大学版木資料の2Dデジタル撮影手法の確立、版木デジタル・アーカイブ構築、webデータベース構築が進んでいる。2009年度はデータベースの充実をはかりつつ、
・webデータベース公開
・2008年度デジタル化分についての画像処理・データベース構築
・ARC所蔵版木資料のデジタル化およびデータベース構築
・版木関連版本のデジタル・アーカイブ構築(奈良大学、櫻井文庫、昨年度個研費収集分)
・版木に対応する版本の収集継続
・版木関連資料(蔵版記録資料等・板下本)のデジタル・アーカイブ構築
・版木・版本の同時閲覧システムの構築
・版木所蔵機関との研究連携にむけた基盤形成
・上記の活動を通じた成果報告
を行なう。

2.立命館大学アート・リサーチセンター書籍閲覧システムの再開発
現在、2001年度に構築された閲覧システムを通じて近世版本を中心とするコンテンツが閲覧可能となっている。現行のシステムはいわゆる書誌データに関する十分な表現力に欠け、情報の蓄積に対応できていない。これらの問題点を克服するため、また1.版木デジタル・アーカイブとの連携にも関わり、
・メンバー間でメタ・データ構成について検討(~9月)
・新システムのプロトタイプ完成(~2月)
・新システムの試験運用(~3月)
・新システムの運用(次年度)
を行なう。

3.大英博物館所蔵絵画資料のデジタル・アーカイブ
昨年度までに、大英博物館所蔵絵画資料のデジタル化を進め、約20,000カットのデジタル化を完了している。2009年度は、
・デジタル化の継続(9月、3月)
・1.版木デジタル・アーカイブに関連して、館蔵版木資料の調査・デジタル化
を行なう。
 

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