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    「春画を見る・艶本を読む」展

貸本屋の仕入れ
 ∟09 『江戸名所図会』

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松濤軒斎藤長秋作、長谷川雪旦画 『江戸名所図会』
墨摺大本二十冊
天保5年(1835)国立国会図書館デジタル化資料(124-114)

 


江戸の様々な名所を紹介した本の内の一図。日本橋通油町にあった本問屋鶴屋喜右衛門の店頭風景である。鶴屋は往来物などの売買で堅実な商売をする一方、錦絵や草双紙など娯楽性の強い商品も出版していた。画面右側では客が遊女絵や役者絵を手に取りながら吟味している。左側では、鶴屋から仕入れた貸本を包んだ風呂敷を担ぎ上げる貸本屋の姿が見える。このように貸本屋は版元から直接貸本を仕入れるほか、他の貸本屋からの購入や、貸本類仕入所・古本売買所からの購入によって貸本を調達していた。また、人気の本を自ら写し、写本に仕立てることも行っていた。

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