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    「春画を見る・艶本を読む」展

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イントロダクション「春画のいろいろ」

江戸時代に入り、出版文化が花開くと春画・艶本も大いに隆盛します。当時の浮世絵師で春画の筆を執らなかった者はほとんどいませんでした。また、文人や好事家たちが作った春画もあります。様々な人々が、実に多様な趣向を尽くし春画・艶本を制作していました。ここでは、江戸時代中期から明治初期にかけて作られた様々な春画を紹介します。

01 「八雲のちぎり」

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富岡永洗画「八雲のちぎり(やくものちぎり)」
大判錦絵十二枚組物 明治中期(1868-1912)
個人コレクション蔵(Ebi1118)

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02 『春臠折甲』

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活々庵主人作、月岡雪鼎ヵ画 『春臠折甲(しゅんらんせっこう)』
墨摺中本一冊 明和5年(1768)
立命館大学ARC林美一コレクション蔵(hayBKE3-0089)

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03 『好色役者枕かへし』

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西川祐信画 『好色役者枕かへし(こうしょくやくしゃまくらがえし)』
墨摺横本三冊 享保4年(1719)頃
立命館大学ARC蔵(arcBKE3-0015)

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04 『絵本開談夜之殿』

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二世烏亭焉馬作、歌川国貞画 『絵本開談夜之殿(えほんかいだんよるのとの)』
色摺半紙本三冊 文政9年(1826)
立命館大学ARC蔵(arcBKE2-0001)

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05 「室の早咲」

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絵師未詳「室の早咲(むろのはやざき)」
八ツ切判錦絵 幕末期
立命館大学ARC林美一コレクション蔵(hayE7-0074)

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06 「好色図会十二候」

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フキダシ
亭主「おれは半日でもしないと気色が悪くなる。今日もこれで九番目だ。寝てからまた七、八番しよう。」
女房「アゝ、気が遠くなるようだ。もうもう奥の上のほうを。それそれ又いくいく。アゝヲゝ。」

勝川春潮画「好色図会十二候(こうしょくずえじゅうにこう)」
大判錦絵十二枚組物 天明8年(1788)頃
国際日本文化研究センター蔵(YR/5/Ka, 004134177)

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