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    「春画を見る・艶本を読む」展

08 『艶図美哉花』

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勝川春潮画『艶図美哉花(えどみやげ)』
墨摺半紙本三冊 天明7年(1787)
個人コレクション蔵(Ebi1164)


艶本に描かれた一場面。この図のように貸本屋は家の中へ上がり込み、様々な本を見せながら顧客に選ばせていたようである。手前ではこの家のおかみさんが熱心に本を読んでいる。奥の娘が恥ずかしがって本で顔を隠しているのは、貸本屋が差し出した本が艶本だったからである。本図や川柳などの様々な文献の記述から、貸本屋が商品の中に艶本をしのばせていて、要望に応じてそれらを顧客に提供していたことがわかる。貸本屋は艶本の流通という重要な役割を担っていたのである。

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