●故桜井武次郎コレクションのデジタル公開と俳書研究
デジタル公開は、今年度末にはその一部がネット上で見られるようになる予定です。
2008年3月10日から12日の日程で、ニューヨーク州イサカにあるコーネル大学を会場にJPARCカンファレンスが開催された。
アート・リサーチセンターからは、古川、赤間が参加し、本拠点の古典芸能のデジタルアーカイブ研究活動について、報告し大きな反響を得た。
とくに古川氏の劇場CGは、その精度の高さから大きな評価を得ることになった。今後も、JPARCとの連携が深まることが期待される。
掲載の写真は、12日のプレゼンテーションで使われた劇場のCG画像である。上図は、京都 西本願寺にある国宝の北能舞台をCG復元したもの。これは、すでに何度か紹介されたものであるが、会場には能楽の専門家が多いため注目を浴びた。
右の図は、四国 琴平町にある旧金比羅大芝居(通称 金丸座)の復元画像である。この図は、外観のみであるが、当日は、内部精細な画像が本邦(いや世界)初公開された。
金毘羅芝居のCGは、能舞台よりも複雑な構造をもち、劇場自体が”動か”ないといけない。劇場の中に本物の楼門が姿を現わすなどきわめて興味深い発表であった。
今年度は、「花供養」集成を刊行すべく、「花供養」の翻刻研究を行っています。
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6月25日~7月8日まで、アート・リサーチセンター1F展示室にて、能楽写真家協会写真展と併設で、開催しています。是非鑑賞してください。
電子展示室はこちらです。
WEBサイト・ビデオ作品の制作作業内容の連絡・報告
5月21日23日 WEB配信プロモーション映像についてのうちあわせ
本プロジェクトでは、京都から始まった歌舞伎の歴史を再構築するため、歌舞伎の興行年表を編集しています。地域は、京都から始まり、江戸、大坂、そして地方へと広がっていった歌舞伎を、当時の上演資料や興行史料をもとに、正確に記述していく地道な作業を進めています。
能楽や歌舞伎などの古典芸能などを題材にしたマルチメディアコンテンツ開発のための環境・手法・支援システムを開発しています。
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