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2008年6月 7日
第34回 日本映像学会全国大会
日時: 2008年6月7日(土)、8日(日)、9日(月)
会場: 京都精華大学
■「家庭用ビデオゲームにおける「音楽」の誕生」
尾鼻 崇(立命館大学 衣笠総合研究機構)
家庭用ビデオゲーム黎明期において「音楽」は、基本的にはコンピュータの技術者が担当しており、今日のように専門の音楽家が担当していたわけではなかった。そもそも我々はゲーム内において、「音楽」を今日でこそ当然のように聴くことが出来るが、当時では「音楽」は必ずしも存在するものではなかった。それは、世界初の家庭用ビデオゲーム機である「ODYSSEY」(1972)に発音機能自体が無かったことからも、うかがう事が出来るであろう。そして、それ以降のビデオゲーム機には音源は搭載されたものの、ビデオゲームの音の要素に、開発者や遊戯者の期待が持たれていたとは言い難い状況であったと思われる。
そのような家庭用ビデオゲームの「音楽」が大きく変貌するのは、「ファミリーコンピュータ」の時代である。「ファミリーコンピュータ」が興隆した1980年代に、ようやくビデオゲームの「音楽」が少なからず「音楽的」に扱われるようになったと推測できるからである。そこで本発表では、当時の状況を調し、ゲーム開発という特殊な環境下における音楽制作の実情に着目しつつ、 とりわけ、ゲーム開発の歴史の中で体系化されてきた音楽制作の独特の理論を明らかにすることで、「ゲーム音楽」の確立の一端を探る。

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