• 上村研究室 UEMURA-P


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2009年4月18日

日本文化としての「スペース・インベーダー」― ビデオゲームの記録と分析 ― 

日時: 2009年4月18日(土) 午後2時~4時
会場: 立命館大学 末川記念会館講義室

上村雅之(立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授/拠点事業担当推進者)
尾鼻 崇(立命館大学衣笠総合研究機構 ポストドクトラルフェロー/拠点PD)

 1978年、日本のゲームセンターに登場したビデオゲーム『スペース・インベーダー』は日本を始めビデオゲームの発祥の地であるアメリカをもブームに巻き込むほどの、遊戯史上まれにみる大事件として記録されている。
 この『スペース・インベーダー』という全く新しい遊戯の世界は当時最先端の半導体技術を駆使して開発されたマイクロコンピュータ(マイコン)の登場によって実現した。マイコンの持つ強力な武器、ソフトウェアの能力をいち早く遊びの世界に展開したのは日本人であった。そしてそのビデオゲームの遊びとしての新しい可能性に常に支持を与え続けてきたのもまた日本の若者達であったのである。
 この遊戯史上希にみる大事件から30年の歳月が流れ、ビデオゲームは日本の、いや世界の遊び文化の担い手として成長を続けている。その背景に日本人が持つ遊びに対する鋭い感性やそれを培ってきた日本の遊戯文化が深く関係していると発表者は考える。そしてビデオゲームという全く新しい遊びがどのように遊ばれているかも次第に明らかになってきた。
 そこで本講座では、ビデオゲームの日本の遊び文化としての面と、新しい遊びとしての面の両面を、今改めて振り返ってみたいと考えている。

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