• オンライン展示版
    「春画を見る・艶本を読む」展

艶本の中の自画像
 ∟18 『枕辺深閨梅』

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歌川国芳画『枕辺深閨梅(ちんぺんしんけいばい)』
色摺中本三冊 天保9年(1840)
立命館大学林美一コレクション(hayBKE2-0012)

 


国芳は、艶本の中で仕事場での自身の後ろ姿を描いている。派手な柄の着物やたくさんの猫に囲まれて仕事をしているところなど、国芳を連想させる。国芳に限らず、名前こそ明記はしないが、正体がわかるような様々なヒントを作中にしのばせていた絵師は少なくなかった。江戸時代、ほとんどの浮世絵師は春画・艶本に筆をとっている。表向きは禁止されていた春画・艶本であったが、表で活躍した絵師や作者たちがそれらの制作に関わっていたことは暗黙の了解であったといえる。

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